鼠径ヘルニア完全ガイド

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアの原因は何?医師にそう言われた人が最初に知るべきこと|Gi外科クリニック

医師に「鼠径ヘルニア(脱腸)」と言われて、不安や迷いを感じている方へ。
原因は仕事や運動ではなく、体の構造と加齢によるものがほとんどです。
なぜ自分がなったのか、なぜ中高年男性に多いのか、筋トレや仕事は本当に原因なのか。
あなたの場合は何が引き金だったのかを、専門クリニックの視点でわかりやすく解説します。


患者様に鼠径ヘルニアの説明する医師のイメージ図

病院や医師から「鼠径ヘルニア(脱腸)ですね」と言われて、「どうして自分が?」と不安になって検索していませんか?

実は、鼠径ヘルニア(脱腸)の多くは生活習慣のせいではなく、【体の構造】と【加齢】によって起こります。

医師に「鼠径ヘルニア(脱腸)」と言われたあなたへ


鼠径ヘルニア(脱腸)は、ある日突然できた病気ではありません。
ほとんどの方は、何年も前から弱くなっていた場所が、ある日ふくらみとして表に出てきただけです。

つまり、

「自分のせいでなった」
「何か悪いことをしたから」

というものではありません。

体のつくりと年齢によって、誰にでも起こりうる病気です。

◾️鼠径ヘルニア(脱腸)について詳しく知りたい方は関連記事へ
鼠径ヘルニア(脱腸)とは?

鼠径ヘルニア(脱腸)
参照元:Inguinal Hernia(National Institutes of Health)

鼠径ヘルニア(脱腸)の本当の原因は「体質+加齢」


生まれつきの「弱い場所」がある

鼠径部(足の付け根)には、もともと誰にでも筋肉や膜が薄い弱い場所があります。

ここは、男性の場合、精管や血管が通るため、構造的に穴が開きやすくなっています。

この部分が、将来ヘルニアが出てくる「出口」になります。

加齢でその壁がゆるんでくる

40代後半から50代以降になると、筋膜や結合組織は少しずつ弱くなります。

すると、これまで耐えられていた腹圧(お腹の中の圧力)に負けて、内臓や腸がその弱い場所を押し出すようになります。

これが、鼠径ヘルニア(脱腸)です。

仕事・筋トレ・咳は「原因」ではなく「引き金」

多くの方がこう思っています。

・重い物を持ったからなった

・筋トレをしたからなった

・便秘でいきんだからなった

しかし実際には、これらは直接の原因ではありません。

すでにあった「弱い場所」を、腹圧が一気に押しただけなのです。

たとえば、古いゴムが伸びきったズボンのウエストを思い浮かべてください。

少しお腹に力を入れただけでズレ落ちるのは、力を入れたせいではなく、ゴムがすでに弱っているからです。

なぜ中高年の男性に多いのか?

鼠径ヘルニア(脱腸)は、特に50歳以上の男性に多く見られます。

その理由は3つあります。

1つ目は、男性は体の構造的に鼠径部が弱いこと。

2つ目は、前立腺肥大や便秘、咳などで腹圧がかかりやすいこと。

3つ目は、加齢によって筋膜が一気に弱くなること。

この3つが重なり、中高年男性の3人に1人が一生のうちに発症すると言われています。

あなたの原因セルフチェック

次の項目に当てはまるものはありますか?

☐50歳以上である

☐立ち仕事や力仕事が多い

☐咳が長く続いている

☐便秘になりやすい

☐前立腺の病気がある

☐片側の足の付け根がふくらむ

3つ以上当てはまる場合、あなたは典型的な「加齢型の鼠径ヘルニア(脱腸)」の可能性が高いです。

放置するとどうなるのか?

鼠径ヘルニア(脱腸)は、自然に治ることはありません。

放置すると、

※ふくらみが大きくなる

※押しても戻らなくなる

※腸が詰まって緊急手術が必要になる

といったリスクが高くなります。

「痛くないから大丈夫」と思っている間に、手術が難しくなるケースもあります。

原因がわかったら、次に知るべきこと

原因が「体質と加齢」なら、
治す方法はひとつしかありません。

弱くなった穴を、きちんとふさぐこと。

当院では、お腹にメスを入れず、体への負担を最小限に抑えた「お腹に入らない鼠径ヘルニア日帰り手術(SILS-TEP)」を行っています。

「なぜ自分がなったのか」が分かった今、次は「どう治すか」を知ることが大切です。

もしよければ、このあと「治療方法」「手術の流れ」もご覧ください。

あなたが不安なく、元の生活に戻れるようお手伝いします。

治療方法についてはこちらをクリック!

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鼠径ヘルニア(脱腸)に関する無料相談受付中!


気になる症状がある方は、お気軽にGi外科クリニックまでご相談ください。
専門の外科医が丁寧に対応いたします。

※この記事は「鼠径ヘルニア 原因」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。

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この記事を監修した人


日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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24時間365日受付中!

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

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