臨床研究に関する
情報公開について

当院では、下記の臨床研究を実施しております。

臨床研究とは、病気の予防・診断・治療方法の改善や病気の原因の解明、患者さんの生活の質(QOL)の向上や健康の増進を目的に、人を対象として行われる医学研究のことです。
この研究は、過去に行った手術データを用いて行います。

そして、この研究ですが、厚生労働省・文部科学省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成26年文部科学省・厚生労働省告示第3号)の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。

研究に使用する情報からは、お名前、住所など、個人を特定する情報は削除します。また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。

ご自身の診療データを利用することをご了解いただけない場合や、お問い合わせなどがありましたら、お手数ですが末尾に記載されている連絡先へご連絡ください。
ご協力いただけない場合でも、患者さんが不利益を受けることはありませんので、ご安心ください。

研究課題名 Single-incision laparoscopic totally extraperitoneal inguinal hernia repair with tumescent local anesthesia: More than 2000 procedures at a day-surgery clinic
研究機関名 ・岡山そけいヘルニア日帰り手術 Gi外科クリニック
・大阪労災病院 外科
所属科 大阪労災病院 外科
研究責任者 若杉 正樹
研究実施期間 開始 2015年4月1日~終了 2020年3月31日
対象疾患(予定症例数) 上記期間にGi外科クリニックで単孔式TEP法による鼠径ヘルニアの手術を施行された患者さん
研究対象となる治療・手術・検査の時期 上記期間にGi外科クリニックで単孔式TEP法による鼠径ヘルニアの手術を施行された患者さん
研究概要 当院で日帰り単孔式TEP法を施行された症例の手術成績をカルテ情報から後方視的に検討しました。
倫理的配慮・個人情報の保護の方法について 本研究で対象とする情報は,日常診療上で得られるものであり,施設の規定に則り適切に保管・廃棄を行う。得られた手術成績に連結不可能匿名化を行い、データ解析を行いました。学会や論文等で研究成果を発表する場合には個人を特定できる情報を明らかにすることは決して行いません。
研究の問い合わせ先 池田義博 Gi外科クリニック
若杉正樹 大阪労災病院 外科
研究課題名 鼠経ヘルニアを対象とする単孔式腹腔鏡下鼠経ヘルニア修復術の観察研究
研究責任者 池田 義博
研究の意義・目的 鼠経ヘルニア患者に対する単孔式腹腔鏡下鼠経ヘルニア修復術の治療効果と術後合併症の関係性を調べることで、より適した治療方法を確立できる可能性があります。
使用データの該当期間 2015年4月から2021年12月
研究の方法 ・対象となる患者さん
当クリニックで鼠経ヘルニアと診断し、単孔式腹腔鏡下鼠経ヘルニア修復術を受けた患者さま
・利用する情報
カルテに記載のある診療記録及び検査データを利用します
主な利用情報:診断名、年齢、性別、血液検査、画像検査)、手術内容、術後合併症(再発や痛み)など
情報等の他機関への提供 なし
個人情報の取扱い 利用する情報から氏名や住所等の患者さまを直接特定できる個人情報は削除いたします。また研究結果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者さまを特定できる個人情報は利用しません。
個人情報管理責任者:池田義博
研究資金と利益相反 自己資金
本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。
倫理審査承認日
(承認番号)
日本医師会 倫理審査委員会:令和4年2月1日
(R3-10)
研究の問い合わせ先 岡山そけいヘルニア日帰り手術Gi外科クリニック  池田義博
連絡先:086-241-2100