【ほっとかないで?!鼠径ヘルニア】「第23回 日本ヘルニア学会」に参加して見えた、これからの治療のかたち。
あなたは、「鼠径ヘルニア」と言われたまま、ずっと放置して、様子を見ている状態ではありませんか?
- 「痛みがないからまだ大丈夫」
- 「手術なんて大げさなことは避けたい」
- 「もう歳だから、手術に耐えられるか不安…」
そんな思いを抱えたまま、日常を送っている男性の方々へ、ぜひお伝えしたいことがあります。
鼠径ヘルニア治療の「今」を学ぶため、全国の専門医が集結
2025年6月23日(日)・24日(月)、岩手県盛岡市で開催された「第23回 日本ヘルニア学会学術集会」に、私たちGi外科クリニックの医師・スタッフが参加してきました。
今年のテーマは
「二刀流で極む 〜合併症、後遺症、教育〜」。
これは、ただ病気を治すだけでなく、合併症や後遺症を限りなくゼロに近づけること、そして次世代への技術継承までも重視する時代が来ていることを象徴しています。
傷が一つでお腹に入らない鼠径ヘルニア日帰り手術【SILS-TEP法】
当院が力を入れている治療法
それが、「SILS-TEP法(単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術)」です。
この治療は、お腹にわずかひとつの小さな傷(通常はへその中)をあけるだけ。
そこから腹腔鏡という細いカメラと器具を使って、内部から鼠径ヘルニアを修復します。
- 傷あとが目立たず
- 術後の痛みが少なく
- 日帰りで帰宅できる(入院不要)
- 仕事や日常への復帰もスムーズ
つまり、「体にも、気持ちにも負担の少ない手術」です。
放っておくと、腸が「締めつけられる」危険も…
鼠径ヘルニアをそのままにしておくと、突然腸がヘルニアの出口で締めつけられ、中に戻らなくなる状態(嵌頓・かんとん)になることがあります。
こうなると、激しい腹痛や吐き気、腸閉塞などの緊急事態になり、緊急手術が必要になるケースも。
「昨日まで平気だったのに、急に救急車で運ばれた」――
そんな事態になる前に、「今」のタイミングでの治療をおすすめします。
国内外の医師と積極的に情報交換、常に最新へ
今回の学会では、国内外の医師との情報交換を通じて、さまざまな最新知見に触れることができました。
とくに当院が取り組むSILS-TEP法による低侵襲治療については、多くの関心が寄せられ、意見交換も活発に行われました。
※当院医師・看護師による学会発表を通じ、現地での医師達との交流、当クリニックの取り組みについて質問や話題が多く寄せられました。
Gi外科クリニックでは、ただ手術をするだけでなく、日々学び、より良い医療を提供する努力を続けています。
「年だから」ではなく「今だから」できる選択を
- 孫と元気に遊びたい
- ゴルフや旅行を思いきり楽しみたい
- 自分の足で、好きなところへ歩いて行きたい
そんな「これからの人生の楽しみ」を守るために。
鼠径ヘルニアの治療は、自分の未来に投資する一歩です。
Gi外科クリニックでは、日帰りでできる、負担の少ない治療を専門に行っております。
「今だからこそできる選択」、ぜひ私たちと一緒に考えてみませんか?
まとめ:ご相談だけでも大歓迎です
学会で得た最新知見は、すでに日々の診療にも活かされています。
「これって本当に手術が必要?」
「いつまで様子を見ていて大丈夫?」
そんな不安に、医師が丁寧にお応えします。
無理な勧誘や押しつけは一切ありません。まずはお気軽にご相談ください。
鼠径ヘルニアに関する無料相談受付中!
気になる症状がある方は、お気軽にGi外科クリニックまでご相談ください。
専門の外科医が丁寧に対応いたします。
※この記事は「鼠経ヘルニア」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。
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この機会にぜひお試しください!
この記事を監修した人
日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博
カテゴリ:鼠径ヘルニア完全ガイド