鼠径ヘルニア(脱腸) 症状|痛くない・様子見と言われても確認すべきサイン
鼠径ヘルニア(脱腸)と診断され、
「この症状は軽いのか」「今すぐ治療が必要なのか」
と迷っていませんか?
鼠径ヘルニアの症状は、
・痛みがあるケース
・痛くないが違和感だけあるケース
など幅があり、判断が難しい病気です。
このページでは、
「鼠径ヘルニア(脱腸) 症状」で検索される方に向けて、
痛くない症状も含めた見分け方や、
様子見でよいケース・注意すべきサインを
専門医の視点でわかりやすく解説します。
改めて確認|鼠径ヘルニア(脱腸)とはどんな病気?
鼠径ヘルニアは、いわゆる「脱腸(だっちょう)」のことです。おなかの中の腸などが、足のつけ根のすき間から外に飛び出してしまう状態です。
見た目では、足のつけ根に「ぷくっ」とふくらみができます。40代以上の男性に多いですが、女性や若い方にも起こることがあります。
多くの場合、
・立ったときにふくらみが出る
・横になると引っ込む
といった症状が見られますが、
初期には痛みがほとんどないことも少なくありません。
そのため、
「大したことはない」
「もう少し様子を見よう」
と判断されがちですが、
自然に治ることはなく、進行する病気です。
参照元:Inguinal Hernia(National Institutes of Health)
鼠径ヘルニア(脱腸)とは を詳しく知りたい方はこちらから
鼠径ヘルニア(脱腸)の主な症状は?
様子見でいいの?受診の目安
鼠径ヘルニア(脱腸)の症状がある場合、
すべてがすぐに手術を必要とするわけではありません。
一般的には、
・押すとふくらみが戻る
・横になると引っ込む
・痛みがほとんどない
といった状態であれば、
緊急性は低いことが多いです。
一方で、
・ふくらみが戻らない
・痛みが強くなってきた
・吐き気や腹部の張りを伴う
といった症状がある場合は、
早めの受診が必要です。
痛くない鼠径ヘルニア(脱腸)の症状は珍しくありません
鼠径ヘルニア(脱腸)の症状というと、
「強い痛み」をイメージされる方が多いですが、
実際には痛みがほとんどないケースも少なくありません。
足の付け根のふくらみや違和感だけで、
日常生活に大きな支障がないため、
「様子見でいいのでは」と考えてしまう方も多いのが実情です。
しかし、痛みがないからといって
鼠径ヘルニア(脱腸)が軽いとは限らず、
症状が進行している場合もあります。
症状を放置するとどんなリスクがあるのか?
症状を放置して
飛び出した腸が戻らなくなると「嵌頓」と呼ばれる状態になります。
血流が止まり、腸が腐ってしまうこともあり、緊急手術が必要になります。
放置の危険性:嵌頓(かんとん)
参照元:Inguinal hernia - Symptoms & causes
嵌頓のサインは次の通りです。
- ふくらみが固くなり、押しても戻らない
- 強い痛みが出てきた
- 吐き気・嘔吐がある
- 熱が出る
- 便やガスが出ない
- ふくらみの色が赤や紫に変わる
このような症状が出た場合は、迷わず救急外来を受診してください。
自分でできるチェック方法
次の項目に当てはまるものに✔してください。
- 足の付け根にふくらみがある
- 立つ・咳をする・力むとふくらみが大きくなる
- 横になるとふくらみが消える
- 押し込んで戻している
- 夕方になるとふくらみが大きくなる
- 違和感や重だるさを感じる
- 痛みはないが、繰り返し出てくる
- 痛みや吐き気を伴うことがある
ひとつでも当てはまる場合、鼠径ヘルニア(脱腸)の可能性があります。
治療は日帰りで可能です
「手術」と聞くと入院や長い休養を想像される方も多いですが、現在は 日帰り手術 が主流です。
最新の腹腔鏡手術(SILS-TEP)は、傷が小さく、翌日から普段通りの生活に戻れる方がほとんどです。
- 入院不要
- 傷あとが小さい
- 翌日から仕事・日常生活が可能
まとめ
鼠径ヘルニア(脱腸)は「命に直結しないから」と放置している方が多いですが、嵌頓を起こせば一気に命に関わる状態になります。
「ふくらみを押し込むクセがある」「違和感があるけど我慢している」という方は、早めに専門クリニックへ相談してください。
今は日帰りで治療が可能です。放置せず、安心して生活を続けるために、一度診察を受けましょう。
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※この記事は「鼠径ヘルニア 症状」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。
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この記事を監修した人
日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。
Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア
