【女性のための】鼠径ヘルニアの症状とは?見逃しがちなサインを徹底解説!
「太ももの付け根に違和感がある」「立ちっぱなしで疲れやすい」「なんとなく膨らんでいる気がする」
こんなお悩み、もしかしたら「鼠径(そけい)ヘルニア」かもしれません。
鼠径ヘルニアは、男性に多い疾患と思われがちですが、実は女性にも起こる病気です。
そして、女性は症状が分かりにくく、気づくのが遅れやすいという傾向があります。
今回は、「【女性のための】鼠径ヘルニアの症状とは?見逃しがちなサインを徹底解説!」をテーマに、女性に多い鼠径ヘルニアの症状や特徴、注意すべきサインをわかりやすく解説していきたいと思います。
鼠径ヘルニアとは?女性でも起こるの?
鼠径ヘルニアとは、腹部の内容物(腸など)が下腹部の弱い部分から皮膚の下に飛び出してしまう状態です。
別名「脱腸」とも呼ばれます。
鼠径部(足の付け根)に起こるため、女性では子宮や卵巣周辺の違和感と誤解されることもあります。
参照元:Inguinal hernia repair
【女性に多い】鼠径ヘルニアの症状チェックリスト
以下のような症状がある場合は、鼠径ヘルニアの可能性があります。
- 太ももの付け根に小さな膨らみを感じる
- 長時間立った後に重だるさや違和感がある
- お腹に力を入れたとき(咳、くしゃみ、排便時)に膨らみが目立つ
- 押すと膨らみが引っ込むが、しばらくするとまた出てくる
- 横になると膨らみが目立たなくなる
女性特有の症状として、太ももの付け根に沿った痛みや、恥骨周辺の不快感もあります。
症状が気になる方はぜひ専門医の早期受診をおすすめします。
参照元:Inguinal hernia - Symptoms & causes - Mayo Clinic
鼠径ヘルニアの見逃しやすいポイント【女性編】
女性の鼠径ヘルニアは、以下のような理由で見逃されやすいです。
- 膨らみが小さい、もしくは見えない
- 生理痛や婦人科の疾患と混同しやすい
- 太ももの付け根の違和感が「疲れ」と思われやすい
- 女性は恥ずかしくて医療機関への相談をためらうケースが多い
特に30代後半〜60代の女性で、立ち仕事や育児、介護など日常的に腹圧がかかる方は要注意です。
放置は危険!女性でも嵌頓(かんとん)になる可能性が
鼠径ヘルニアは、放っておくと腸が締め付けられて戻らなくなる「嵌頓(かんとん)」という状態に進行することがあります。
これは命に関わる緊急事態です。
以下のような症状がある場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
- ⚠️突然の激しい腹痛
- ⚠️嘔吐、吐き気、発熱
- ⚠️膨らみが赤・紫・黒に変色している
- ⚠️ガスや便が出ない
鼠径ヘルニアの診断方法と対処法
診察では、立った状態での腹圧や触診で膨らみを確認します。
必要に応じて、超音波やCT検査で詳しく調べることもあります。
また、Gi外科クリニックでは女性の患者さまに配慮した診察環境を整えており、日帰り手術にも対応しています。
痛みが少なく、回復も早いため、多くの女性に選ばれています。
鼠径ヘルニアを予防するには?
鼠径ヘルニアを防ぐには、腹圧をかけすぎない生活習慣が大切です。
- 重いものを持つときは正しい姿勢で
- 慢性的な便秘は治療を
- 激しい咳やくしゃみはこまめに対処
- 過体重の方は減量を意識
- 適度な運動とバランスのよい食事を
まとめ|女性こそ、鼠径ヘルニアに気づいて
「これくらい大丈夫」と思っていても、日常生活の質を大きく下げる可能性があるのが鼠径ヘルニアです。
違和感や不安を感じたら、まずは専門医に相談してみてください。
Gi外科クリニックでは、女性の患者さまにも安心してご来院いただける環境を整えています。
完全予約制・日帰り手術対応で、あなたの生活をサポートします。
この記事では、「【女性のための】鼠径ヘルニアの症状とは?見逃しがちなサインを徹底解説!」についてご紹介しました。
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※この記事は「鼠径ヘルニア 症状 女性」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。
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この記事を監修した人
日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア