右側の太ももの付け根がふくらむ?それは鼠径ヘルニアかもしれません!|右鼠径ヘルニアの原因と治療法
今回は「右側の太ももの付け根がふくらむ症状」についてお話しします。
実はこの症状、右側の鼠径ヘルニア(脱腸)の可能性があります。
「痛みはないから大丈夫」と思っていても、放置していると危険な状態になることも。
今回のテーマは、「右鼠径ヘルニアの原因・症状・治療法」について、わかりやすく解説します。
鼠径ヘルニアってどんな病気?
鼠径(そけい)部とは、太ももの付け根のことです。
この部分にある筋肉のすき間から、腸などの臓器が外に飛び出す病気が「鼠径ヘルニア」です。
ふくらみは立ったときや力を入れたときに目立ち、横になると引っ込むのが特徴です。
この症状から、別名「脱腸」ともいいます。
参照元:Inguinal Hernia(National Institutes of Health)
なぜ「右側」に出やすいの?
右側の鼠径管は、左側よりも筋肉の構造上、弱いと言われています。
さらに、右利きの人が多いため、右側に力が入りやすく、鼠径ヘルニアが起きやすい傾向にあります。
右鼠径ヘルニアの主な症状
- 右の太ももの付け根にふくらみがある
- 違和感や引きつるような感覚
- 痛みはないけど、立つと出てくる
このような症状がある場合は、なるべく早期の医療機関の受診をおすすめします。
放置するとどうなる?
ふくらみが腸である場合、その腸が戻らなくなってしまうことがあります。
これを「嵌頓(かんとん)」といいます。
腸が締めつけられて壊死したり、腸閉塞や腹膜炎を起こすおそれがあり、命に関わることもあるため要注意です。
治療は「日帰り腹腔鏡手術」で
鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、手術が必要です。
現在は、おなかに小さな穴をあけて行う腹腔鏡手術が主流です。
当院では、日帰り手術が可能で、痛みや傷あとも最小限。
仕事や家事への影響も少なく、安心して治療を受けていただけます。
参照元:Inguinal hernia repair
まとめ
鼠径(そけい)ヘルニアにお悩みの方は、ぜひ信頼できる医師に相談し、安心して治療を受けてください。
この記事では、「右鼠径ヘルニアの原因・症状・治療法」についてご紹介しました。
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※この記事は「鼠径ヘルニア 右」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。
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この記事を監修した人
日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア