ブログ

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニア・脱腸の治療方法


こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です!

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯に一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって、とても身近な病気といえるでしょう。

今回のテーマは、「鼠径ヘルニア・脱腸の治療方法」です。

鼠径(そけい)ヘルニアってなに?

鼠径(そけい)ヘルニアは、「脱腸(だっちょう)」とも呼ばれる病気です。

体の中にあるはずの腸(ちょう)などの臓器が、太ももの付け根(股のあたり)から、皮ふの下に出てきてしまう病気なんです。

「ヘルニア」という言葉は、身体の中の一部が、本来あるべき場所から他の場所へとび出してしまうことを言います。


鼠径ヘルニアの3つのタイプ


外鼠径(がいそけい)ヘルニア

太ももの付け根の外側(そとがわ)から出てくるヘルニアです。
いちばんよく見られるタイプです。

内鼠径(ないそけい)ヘルニア

太ももの付け根の内側(うちがわ)から出てくるヘルニアです。

大腿(だいたい)ヘルニア

太ももの付け根のもっと下のほうから出てくるヘルニアで、女性に多いのが特徴です。


鼠径ヘルニアの治療法


鼠径ヘルニアは手術が唯一の治療方法です。
症状がなくても、悪化する前に手術するのがおすすめです。

手術では、「メッシュ」という特別な網状のシートを使って、ヘルニアの原因となる穴をふさぎます。

やり方は大きく2つです。

お腹の外から切って治す方法(5〜6cm切開)

カメラを使ってお腹の中から治す方法(腹腔鏡手術)


  • TAPP法(お腹の中からメッシュを入れる)
  • TEP法(腹壁の筋肉と膜の間にメッシュを入れる)
  • SILS-TEP法(腹壁の筋肉と膜の間にメッシュを入れる)

SILS-TEP法(Single Incision Laparoscopic Surgery-Total Extraperitoneal)は、鼠径ヘルニアの治療法の一つで、特に日帰り手術に適しています。
この方法では、おへそに小さな切開を行い、腹腔鏡を用いて鼠径ヘルニアを修復します。
SILS-TEP法の最大の利点は、従来の手術に比べて侵襲が少ないこと、術後の回復が早いこと、そして痛みが少ないことです。
きずは一か所なので、整容性も良好です。


鼠径ヘルニアの治療法と安心のサポート


鼠径ヘルニアは手術でしか治らない病気です。
痛みがなくても、悪くなる前に手術を受けることをおすすめします。

初めのうちは、立ったりお腹に力を入れたときに、太もものつけねがふくらみ、横になると元に戻ります。
ですが、そのままにしておくと、ふくらみが大きくなったり、腸が戻らなくなる「嵌頓(かんとん)ヘルニア」を起こすことがあります。
この状態になると、壊死した腸に穴が開き、腹膜炎を発症して、命に関わることもあるため、早めの手術が大切です。

手術では、「メッシュ」という特別な網状のシートを使って、ヘルニアの原因となる穴をふさぎます。
お腹を少しだけ切る方法や、カメラを使って中から治す方法もあります。

手術がこわい…そんな方へ

「手術が不安…」という方も、ご安心ください。
当院では、鼠径ヘルニアを専門にした医師・看護師・医療事務スタッフがチームでサポートします。

当院は鼠径ヘルニア専門クリニックとして、医師やスタッフが学会に参加し、最新技術を常に学んでいます。
また、院内では独自の資格制度も取り入れており、その専門性の高さは、全国から見学に来られる医療関係者からも高く評価されています。

手術前の説明から、手術後のケアまで丁寧にサポートしますので、安心してご相談ください。


まとめ

鼠径(そけい)ヘルニアにお悩みの方は、ぜひ信頼できる医師に相談し、安心して治療を受けてください。

この記事では、「鼠径ヘルニア・脱腸の治療方法」についてご紹介しました。

LINEのお友達登録で鼠径ヘルニアの最新情報


LINEに追加いただくと、鼠径ヘルニアの危険度診断が簡単にできます。
この機会にぜひお試しください!

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

受診予約はこちらから

24時間365日受付中!

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

そけいヘルニア無料相談ダイヤル

通話無料 携帯OK
0120-373-615

受付時間/9:00〜16:00
(月曜〜金曜・土日を除く祝日)

この記事をシェアする