鼠径ヘルニア(脱腸)を写真(イラスト)で解説!
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回のテーマは、「鼠径ヘルニア(脱腸)を写真(イラスト)で解説!」です。
鼠径部の場所とは
鼠径部と言われても案外知らない方もいるのではないでしょうか。
鼠径部とは足の付け根のややくぼんだ線より上にある三角状の部分をいいます(お腹でいえば、下腹部にあたります)。
違う言い方をすれば、お腹の下にある骨の一つに恥骨がありますが、その恥骨の左右の外側にあり、股関節の前方部にあたるのが鼠径部です。
鼠径ヘルニアとは
鼠径部(そけいぶ)で起こる代表的な病気としてあげられるのが「鼠径(そけい)ヘルニア」です。
この鼠径ヘルニアは、本来はお腹の中にある腸などが鼠径部から皮膚のすぐ裏側まで飛び出てくる病気です。
鼠径ヘルニアは、一般的に「脱腸」と呼ばれる病気です。
鼠径ヘルニアの主な症状は、鼠径部にしこりのようなやわらかい膨らみがあらわれることです。
その膨らみは手で押したり横になったりすると引っ込みます。
鼠径ヘルニアは自然治癒する病気ではなく放置しておくと症状の悪化を招き、鼠径部の痛みが増すことが多いです。
また放置を続け、脱腸した腸が詰まると嵌頓(かんとん)を起こし、命に危険が及ぶ場合があります。
鼠経ヘルニアの種類とは
外鼠径ヘルニア
鼠径靭帯の頭側から、下腹壁血管の外側(内鼠径輪)から出てくるヘルニアのことを言います。
内鼠径ヘルニア
鼠径靭帯の頭側から、下腹壁血管の内側から出てくるヘルニアのことを言います。
大腿ヘルニア
鼠径靭帯の足側から、大腿血管の内側から出てくるヘルニアのことを言います。
特に高齢のやせた女性(出産を経験した女性)に多く発生する傾向があると言われています。
嵌頓(かんとん)とは
嵌頓とは、腹部の臓器が腹壁の弱い部分を通り抜けてしまい、そのまま戻らなくなる状態を指します。
この状態は、腸などの組織が閉じ込められ、血流が遮断される恐れがあり、非常に危険です。
特に、痛みや赤み、発熱、急速な心拍数の上昇、吐き気や嘔吐などの症状が現れた場合は、緊急対応が必要になることがあります。
嵌頓の治療は通常、緊急手術によって行われます。
この状態を放置すると、組織の壊死やその他の深刻な合併症を引き起こす可能性があり、命の危険を伴うことから、症状が現れたらすぐに専門医の診断を受けることが大切です。
まとめ
鼠径ヘルニアで悩んでいる方は、専門の病院やクリニックに相談してみてください。
今回のテーマは「鼠径ヘルニア(脱腸)を写真(イラスト)で解説!」でした。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
24時間365日受付中!
また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア