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鼠径ヘルニア

「脱腸」は「鼠径ヘルニア」のこと?気になる症状をチェック!


「脱腸(だっちょう)」と聞くと、子どもに多い病気と思われる方も多いかもしれません。
ですが、実は大人の方が発症率は高いんです。
脱腸(鼠径ヘルニア)は男性に多い病気で、特に高齢男性の発症率が高くなっています。
太ももの付け根「鼠径部(そけいぶ)」にしこりや痛みがある場合は何かの病気のサイン?
鼠径ヘルニアかも?と思った時にどうしたらよいか?をいっしょに考えてみましょう。

今回は、「脱腸(鼠径ヘルニア)について」気になるその症状も併せてご紹介していきたいと思います。


鼠径部が痛むときに考えられる病気

まず、鼠径部(そけいぶ)が痛む場合に考えられる病気についてご紹介します。

脱腸(鼠径ヘルニア)
鼠径部でよく見られる病気のひとつが 「脱腸(鼠径ヘルニア)」 です。
これは、お腹の中にある腸などの臓器が鼠径部の筋肉のすき間から外に飛び出してしまう病気です。一般的に 「脱腸」 とも呼ばれます。

主な症状:
鼠径部にやわらかい膨らみができる
手で押したり、横になると膨らみが引っ込む
立ち上がったり、力を入れたときに膨らみが大きくなる

リンパ管炎
次に考えられるのが 「リンパ管炎」 です。
これは、細菌がリンパ管に入り込んで感染し、炎症が起こる病気です。
鼠径部にはもともとリンパ節があるため、感染によって腫れて痛みを感じることがあります。

主な症状:
鼠径部のリンパ節が腫れて痛む
腕や脚の皮膚から赤い線が鼠径部や脇に向かって伸びる

子宮内膜症
女性の場合、鼠径部の痛みが 「子宮内膜症」 による可能性もあります。
子宮の内側にある組織(子宮内膜)が、子宮の外で増えてしまう病気です。
鼠径部の痛みを伴うことも多く、特に生理のときに痛みが強くなる のが特徴です。

鼠径部に痛みを感じたら、これらの病気の可能性があります。
気になる症状があれば、早めに医師に相談しましょう。

脱腸(鼠径ヘルニア)について|症状とチェックすべきこと

私たちが知っている「脱腸」という病気ですが、医学的には「鼠径(そけい)ヘルニア」という病気です。

足の付け根の部分を「鼠径部」と言いますが、脱腸はその足の付け根の筋肉と筋肉のすき間から腸などの臓器が飛び出した状態をいいます。
鼠径ヘルニアでは、主に小腸が飛び出すことが多いため、「脱腸(鼠径ヘルニア)」とも言われているのです。


鼠径部のイラスト

脱腸(鼠径ヘルニア)の初期症状は、太もものつけ根「鼠径部」にできるポコッとしたふくらみがあげられます。

鼠径部のポコっとした膨らみや痛みは、本来お腹の中にあるべき腸がすき間を縫って脱出したため症状として現れています。
このふくらみは立ち上がったり、重いものを持ち上げたりとお腹に力が加わったときに出やすい傾向にあります。

一方、手で押したり横になったりすると、ふくらみは引っ込んでしまうことが多いです。
その為、症状はありながらも放置される患者さんも少なくありません。

脱腸(鼠径ヘルニア)の症状とチェックシート

脱腸(鼠径ヘルニア)の初期症状は、太もものつけ根「鼠径部」にできるポコッとしたふくらみがあげられます。

鼠径部のポコっとした膨らみや痛みは、本来お腹の中にあるべき腸がすき間を縫って脱出したため症状として現れています。
このふくらみは立ち上がったり、重いものを持ち上げたりとお腹に力が加わったときに出やすい傾向にあります。

一方、手で押したり横になったりすると、ふくらみは引っ込んでしまうことが多いです。
その為、症状はありながらも放置される患者さんも少なくありません。

それ以外にも脱腸(鼠径ヘルニア)の症状としては、次の内容があげられます。


このチェックリストの症状に該当する方は、脱腸(鼠径ヘルニア)の可能性があります。

脱腸(鼠径ヘルニア)は手術でしか根治できないため、早期診断・早期治療をお勧めします。


脱腸(鼠径ヘルニア)を放置すると…?命に危険が及ぶ状態「嵌頓(かんとん)」

脱腸(鼠径ヘルニア)は初期症状として痛みがなく、日常生活に支障がないことから、受診を先送りにしてしまいがちな方も少なくありません。

ですが、脱腸(鼠径ヘルニア)を放置しておくと、命に危険が及ぶ状態「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があり、とても危険です。

嵌頓とは、脱出した腸が詰まってしまい、お腹の中に戻らなくなる状態をいいます。
この嵌頓になると、詰まってしまった腸への血流が止まり、腸は壊死・腐ってしまいます。
そして腸に穴が開き、腸内にあった便汁などの内包物が漏れ、腹膜炎を引き起こす可能性があります。
この腹膜炎を起こしてしまうと、緊急手術が必要となり、命に危険が及ぶ場合があります。


嵌頓はいつ起こるかは分かりません。そのため脱腸(鼠径ヘルニア)は症状がある場合、早期に治療をすることが重要です。


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Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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