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鼠径ヘルニアQ&A

鼠径ヘルニアになりやすい人とは?|年齢・体型・職業などから解説!【専門医監修】


結論からお伝えします!
鼠径(そけい)ヘルニアは、加齢や腹圧(お腹にかかる力)によって発症しやすくなる病気です。
特に「中高年の男性」や「力仕事をする人」、「便秘や咳が続く人」などは注意が必要です。

今回のテーマは「鼠径ヘルニアになりやすい人とは?|年齢・体型・職業などから解説!【専門医監修】」です。

鼠径ヘルニアとは?


鼠径ヘルニアとは、足のつけ根(鼠径部)から腸などのお腹の中の臓器が飛び出してくる病気です。
別名、「脱腸」とも呼ばれています。
ふくらみが出たり引っ込んだりし、自然に治ることはなく、治療には手術が必要です。

参照元:Inguinal Hernia(National Institutes of Health)

鼠径ヘルニアになりやすい人の傾向|具体的な事例でわかるリスク因子

当院でよく見られる「鼠径ヘルニアになりやすい人」の傾向を、具体例とともにまとめてみました。


なぜ加齢が最も大きな原因なのか?


人間は二足歩行により、内臓の重さがすべて下腹部にかかる構造になっています。
年齢とともに腹壁(お腹の筋肉や膜)がゆるみ、圧力に耐えきれなくなった部分から腸が飛び出してしまうのです。

鼠径ヘルニアの予防はできる?

残念ながら、鼠径ヘルニアを完全に予防する方法はありません。
ですが、以下のような日常の工夫で、発症リスクを軽減することは可能です。

  • 便秘を改善する(食物繊維・水分の摂取、適度な運動)
  • 咳が続くときは早めに治療を受ける
  • 過度な肥満や急激な減量を避ける
  • 重いものを持ち上げるときは正しい姿勢で
  • 腹部の筋力を維持する運動を取り入れる

鼠径ヘルニアかも?と思ったときの症状チェック

以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

参照元:Inguinal hernia - Symptoms & causes - Mayo Clinic

  • 足(太もも)のつけ根にふくらみがある
  • 立つとふくらみが出て、寝ると引っ込む
  • 押すと「グッ」と戻るような感覚がある
  • 徐々に痛みや違和感が強くなってきている
  • 年齢が50歳以上である

まとめ

気になる症状が出ている場合は、なるべく早く専門医の受診をおすすめします。

今回は「鼠径ヘルニアになりやすい人とは?|年齢・体型・職業などから解説!【専門医監修】」について解説しました。

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専門の外科医が丁寧に対応いたします。

※この記事は「鼠径ヘルニア なりやすい人」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。

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この記事を監修した人


日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
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