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鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアにおすすめのビタミン摂取法


こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「鼠径ヘルニアにおすすめのビタミン摂取法」についてご紹介します。


鼠径ヘルニアは、お腹の筋肉や筋膜が弱くなることで、内臓が足の付け根(鼠径部)に飛び出してしまう病気です。
多くの場合、手術が必要ですが、症状が軽い段階では、食事や生活習慣に気をつけることで体をサポートすることができます。
その中でも、ビタミンは筋肉や結合組織の健康を支える重要な栄養素です。
今回は、鼠径ヘルニアの方に特に役立つビタミンとその摂取方法についてお話しします。

鼠径ヘルニアの改善を助けるビタミンの役割

鼠径ヘルニアでは、筋肉や結合組織の強さが大きく関係します。
そのため、これらをサポートするビタミンを積極的に摂ることが大切です。
ビタミンは単独ではなく、複数の種類が相互に作用して効果を発揮することもあります。
以下は、鼠径ヘルニアの方におすすめのビタミンです。

鼠径ヘルニアに効果が期待できるビタミン

  • ビタミンC:ビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける重要な栄養素です。コラーゲンは皮膚や筋肉、血管の弾力を保つ働きをし、鼠径部の組織を強化するのに役立ちます。みかんやキウイ、イチゴ、ピーマンなどの果物や野菜に多く含まれているので、日々の食事に取り入れると良いでしょう。
  • ビタミンE:ビタミンEには、抗酸化作用があります。これは、体内の細胞が酸化によるダメージを受けるのを防ぎ、筋肉や結合組織の健康を保つために重要です。アーモンドやサーモン、ほうれん草などに含まれるビタミンEを意識して摂ると良いでしょう。また、油と一緒に摂ることで吸収率が高まるため、サラダにオリーブオイルを使うのもおすすめです。
  • ビタミンD:ビタミンDは、骨や筋肉の健康を支えるビタミンです。カルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨や筋肉を強化することで鼠径ヘルニアの進行を抑える効果が期待できます。サケやサバなどの魚類、卵、きのこ類に多く含まれているほか、日光を浴びることで体内でも生成されるため、適度な日光浴も大切です。
  • ビタミンB群:ビタミンB群は、エネルギー代謝を助け、筋肉の疲労回復をサポートします。特にビタミンB1は体のエネルギーを効率よく活用するために欠かせません。豚肉や玄米、豆類に多く含まれ、日々の食事で取り入れやすいビタミンです。

効率よくビタミンを摂取する工夫

  • バランスの取れた食事を心がける:ビタミンは単独で摂るよりも、複数を組み合わせることで効果が高まります。たとえば、ビタミンCとビタミンEを一緒に摂ると抗酸化作用がさらに強化されます。野菜、果物、ナッツ、魚介類を組み合わせて、バランスよく摂取しましょう。
  • 新鮮な食材を選ぶ:特にビタミンCやビタミンEは酸化しやすい栄養素です。購入した野菜や果物は新鮮なうちに調理し、早めに食べるようにしましょう。
  • 脂溶性ビタミンは油と一緒に:ビタミンEやビタミンDは脂溶性のビタミンで、油と一緒に摂取すると吸収率がアップします。例えば、野菜スープに少量のオリーブオイルを加えたり、焼き魚にレモンをかけて食べるのがおすすめです。

ビタミン摂取だけでは解決できないことも

ビタミンは鼠径ヘルニアの進行をサポートする役割を果たしますが、根本的な治療法ではありません。
鼠径ヘルニアは基本的に手術でしか治せない病気です。
症状が進んでいる場合や、痛みがある場合は、早めに医師に相談しましょう。
また、日常生活で腹圧をかけすぎない工夫(重いものを持たない、便秘を避けるなど)も重要です。

まとめ

鼠径ヘルニアの方にとって、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンB群は筋肉や組織をサポートする重要な栄養素です。
これらを意識的に摂取し、健康的な食生活を心がけることで、体を良い状態に保ちやすくなります。
しかし、ビタミン摂取だけで治療できるわけではありません。
日常生活の工夫とともに、必要があれば医師に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

この記事では、「鼠径ヘルニアにおすすめのビタミン摂取法」についてご紹介しました。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

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