鼠径ヘルニアでもエステを楽しむためのポイント
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回は、「鼠径ヘルニアでもエステを楽しむためのポイント」についてご紹介します。
鼠径ヘルニアは、腹部の筋膜が弱くなることで腹膜が足の付け根(鼠径部)から飛び出してしまう病気です。
この病気を持つと、お腹に強い圧力がかかると痛みや不快感を感じることがあり、症状が悪化することもあります。
そんな中、エステでリラックスしたいと考える方も多いでしょうが、鼠径ヘルニアの方がエステを受ける場合、注意が必要なポイントがあります。
ここでは、エステの施術で気をつけるべきことや、安全に楽しむための方法を解説します。
鼠径ヘルニアの方がエステを受ける際の注意点
鼠径ヘルニアの症状がある方がエステを受ける際、いくつか注意するポイントがあります。
エステはリラックス効果が期待できる反面、鼠径部に負担がかかる施術は症状を悪化させる可能性があるため、施術内容を慎重に選ぶことが大切です。
- お腹や鼠径部への圧迫は避ける: 鼠径ヘルニアの方は、腹部に強い圧力をかけるマッサージや指圧を避けるようにしましょう。特に、腹部や鼠径部に直接負担がかかる施術は、症状を悪化させる恐れがあるため避けた方が無難です。施術前にエステティシャンに鼠径ヘルニアがあることを伝え、負担が少ない施術を提案してもらいましょう。
- リンパマッサージを控える: リンパマッサージは全身の血流を良くする効果がありますが、鼠径部に近い部分のリンパを刺激することがあるため、鼠径ヘルニアの方には不向きな場合があります。鼠径部のリンパ節に圧力がかかると症状が悪化する可能性があるため、事前にエステティシャンと相談し、必要であれば避けるようにしましょう。
- 長時間の施術は避ける: 長時間同じ姿勢で施術を受けると、鼠径部に負担がかかる場合があります。リラックスを目的とするエステではありますが、横になったままやうつ伏せで長時間いると、血流が悪くなり、鼠径部への負担が大きくなることがあります。施術の間にこまめに体勢を変えるか、短時間のコースを選ぶのもおすすめです。
- 体温が上がりすぎないようにする: エステの中には、体を温めるホットストーンやサウナのような施術がありますが、体温が急に上がると血流が良くなりすぎて腹圧が上がり、鼠径部に負担がかかる可能性があります。特に鼠径ヘルニアの方は、ホットストーンやスチームサウナなど、体を温める施術を控えめにしましょう。
鼠径ヘルニアの方におすすめのエステメニュー
- フェイシャルエステ: フェイシャルエステは顔のケアが中心のため、鼠径部や腹部への負担が少なく、リラックスできる施術です。顔の血流を促進することで気分がリフレッシュし、体にも無理がかからないので、鼠径ヘルニアの方に向いています。
- ハンドトリートメントやフットケア: 手や足のケアをするエステメニューもおすすめです。手や足のマッサージを行うことで血行が良くなり、全身のリラックスが期待できます。鼠径部に負担がかからないため、安心して施術を受けられます。
- アロマテラピー: 鼠径ヘルニアの方でも、アロマオイルの香りを使ってリラックスするアロマテラピーは、体に優しく心地よいリラックス効果を得られます。腹部に直接触れることもなく、精神的にもリラックスできるため、鼠径ヘルニアの症状を悪化させることなく楽しめます。
エステを受ける際の事前準備と相談
鼠径ヘルニアがあることを事前にエステティシャンに伝え、配慮してもらうことが大切です。
エステティシャンも体の状態を知っていれば、最適な施術方法や安全なケアを提案してくれるでしょう。
また、体に負担がかからないメニューを選ぶようにして、自分の体調や痛みに注意しながら施術を受けるようにしましょう。
まとめ
鼠径ヘルニアがあっても、エステでリラックスすることは可能です。
腹部や鼠径部に負担がかかる施術は避けつつ、フェイシャルエステやハンドトリートメント、アロマテラピーなどの負担の少ない施術を選ぶことで、安心してエステを楽しめます。
鼠径ヘルニアの症状が気になるときは無理をせず、事前にエステティシャンに相談しながらリラックスできる方法を見つけてみてください。
この記事では、「鼠径ヘルニアでもエステを楽しむためのポイント」についてご紹介しました。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア