鼠径ヘルニアでも安心なリゾートの過ごし方

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こんにちは！
鼠径（そけい）ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア（脱腸）を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「鼠径ヘルニアでも安心なリゾートの過ごし方」についてご紹介します。

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鼠径ヘルニアは、腹部の筋肉が弱くなり、腹膜が足の付け根（鼠径部）から飛び出してしまう病気です。
この病気があると、お腹に力が入るときや長時間同じ姿勢を取ると、痛みや不快感が出ることがあります。
リゾート旅行でゆったりと過ごしたいと考えている方も多いかと思いますが、鼠径ヘルニアの方は、体に負担をかけないよういくつかのポイントを押さえることで、安心してリゾートを楽しむことができます。

鼠径ヘルニア持ちがリゾートを楽しむための準備

• ゆったりとした服装を選ぶ： リゾートでは、リラックスできるゆったりとした服装を選ぶようにしましょう。きついベルトや締め付けのあるズボンは腹圧を高め、鼠径部に負担がかかるため避けた方が良いです。ワンピースやゆるめのズボン、通気性の良い素材を選ぶと、長時間座っていても楽に過ごせます。
• 水分補給をしっかりする： リゾート地では気温が高く、汗をかきやすい環境にいることが多いです。脱水状態になると筋肉が硬くなりやすく、鼠径部にも負担がかかりやすくなるため、こまめな水分補給が大切です。水やスポーツドリンクを常に持ち歩き、喉が渇く前に少しずつ飲むようにしましょう。
• 体に負担の少ないアクティビティを選ぶ： リゾート地では海やプールでのアクティビティや、観光地を巡る散策が楽しめますが、鼠径ヘルニアの方は、激しい運動や重い荷物を持つことが負担になる場合があります。軽いウォーキングや、リラックスできる景色を楽しむ程度のアクティビティを選び、無理をしないようにしましょう。重い荷物はキャリーバッグなどを利用して、持ち歩かないように工夫しましょう。

リゾート中に気をつけること

• 長時間の同じ姿勢を避ける： リゾートでゆっくり過ごすと、つい長時間のんびりしてしまうこともありますが、ずっと同じ姿勢を取っていると鼠径部に圧がかかりやすくなります。例えば、ビーチで寝そべるときも、時々体勢を変えたり、立ち上がって軽くストレッチをすることで、鼠径部にかかる負担を減らすことができます。
• 適度に歩く： 鼠径ヘルニアがあるときは、ずっと座っていると腹圧が高まりやすいので、適度に歩くことも大切です。リゾート内の散策やショッピングなど、無理のない範囲で軽く体を動かすことで、血流が良くなり、鼠径部への負担も軽くなります。リゾートでのお散歩は、リラックス効果もあり、気分転換にもなります。
• 痛みがあるときは無理をしない： 鼠径ヘルニアの症状が出てしまったときは、無理をせず休むことが大切です。リゾートにはリラックスできる場所が多く、カフェやラウンジで休憩することも可能です。症状が悪化する前に体を休めることで、楽しい時間を長く続けることができます。

鼠径ヘルニアとリゾートでの食事

リゾート地では美味しい料理を楽しむことができますが、鼠径ヘルニアの方は食べ過ぎに注意しましょう。
特にお腹いっぱいに食べると腹圧が高まり、鼠径部に負担がかかることがあります。
食事はゆっくり味わいながら、少しずつ食べるようにして、腹八分目を心がけましょう。

まとめ

鼠径ヘルニアを持っていても、リゾートを楽しむことは十分に可能です。
ゆったりとした服装、適度な水分補給と無理のないアクティビティ選びで、安心してリゾートでの時間を楽しめます。
体に負担をかけないように工夫しながら、リラックスして思い出深いリゾートライフを過ごしてください。

この記事では、「鼠径ヘルニアでも安心なリゾートの過ごし方」についてご紹介しました。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院（岡山市）、京都院（京都市四条烏丸）、阪神院（西宮市西宮北口）で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓（かんとん）」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。