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鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアとリモートワーク:在宅勤務中の体のケア方法


こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「鼠径ヘルニアとリモートワーク:在宅勤務中の体のケア方法」についてご紹介します。

リモートワークは、自宅で快適に仕事ができる便利な働き方ですが、長時間座りっぱなしの姿勢や運動不足が続くと、鼠径ヘルニアの症状が悪化する可能性があります。
鼠径ヘルニアとは、腹部の筋膜が弱くなり、内臓が足の付け根(鼠径部)から飛び出してしまう病気です。特に腹圧がかかる動作や姿勢が続くと、症状が進行しやすくなります。
今回は、リモートワーク中でも鼠径ヘルニアの症状を悪化させないためのポイントを解説します。

鼠径ヘルニアとは?


鼠径ヘルニアは、腹部の筋肉や筋膜が弱くなり、腸などの内臓が鼠径部(足の付け根)に飛び出してしまう病気です。
特に男性に多く見られ、鼠径部にふくらみができるのが主な症状です。
腹圧が高まると症状が悪化することがあり、例えば、長時間同じ姿勢で座っていたり、急に重いものを持ち上げたりすると、痛みや不快感が生じることがあります。

リモートワーク中の鼠径ヘルニアに与える影響

在宅勤務では、パソコンの前に長時間座ることが多くなりますが、これが鼠径ヘルニアに悪影響を与えることがあります。
以下の点に注意して、在宅勤務中でも体を守ることが大切です。

  • 長時間の座りっぱなし: 長時間座りっぱなしでいると、鼠径部に圧力がかかり、鼠径ヘルニアの症状が悪化しやすくなります。また、血流が悪くなり、筋肉が硬くなってしまうことも原因となります。
  • 姿勢の悪さ: リモートワークでは、ソファや床で作業をするなど、体に負担のかかる姿勢で仕事を続けることがあります。猫背や前かがみの姿勢が続くと、腹部に余分な圧力がかかり、症状を悪化させることがあります。
  • 運動不足: 通勤がなくなることで運動量が減り、筋肉が弱くなると、鼠径ヘルニアの進行を防ぐ力が低下します。適度な運動が不足すると、症状が進行するリスクが高まります。

リモートワーク中に鼠径ヘルニアの症状を悪化させない方法

  • 正しい姿勢で仕事をする: パソコンを使用する際は、デスクや椅子の高さを調整し、背筋をまっすぐに保つようにしましょう。椅子の高さを調整して、膝が90度の角度になるようにし、足を床にしっかりとつけて座ると良い姿勢が保てます。また、クッションを使用して腰への負担を軽減するのも効果的です。
  • 定期的に休憩を取る: 1時間に1回は立ち上がって軽く歩くなどの休憩を取りましょう。ストレッチや軽い体操をすることで、血流を促し、筋肉をほぐすことができます。特に、鼠径部に負担がかかる姿勢が続かないように意識することが大切です。
  • 適度な運動を心がける: 家の中でもできる軽い運動を日常生活に取り入れることで、筋肉の衰えを防ぎ、体力を維持することができます。ウォーキングやヨガ、簡単なストレッチなど、腹部に負担がかかりにくい運動を選びましょう。また、リモートワーク中にこまめに運動を取り入れることで、体全体の血行も良くなり、健康を維持できます。

鼠径ヘルニアの治療について

鼠径ヘルニアは自然に治ることがないため、基本的には手術で治療します。
症状が進行する前に適切な治療を受けることが大切ですが、日常生活での工夫によって症状を和らげることも可能です。
痛みや違和感を感じた場合は、無理をせず早めに医師に相談し、適切な治療を受けるようにしましょう。

まとめ

リモートワークは便利ですが、長時間座りっぱなしの作業が続くと、鼠径ヘルニアの症状が悪化することがあります。
正しい姿勢での作業や、適度な休憩、運動を取り入れることで、体への負担を軽減し、健康的な生活を維持することができます。
もし症状が悪化した場合は、早めに医師に相談して対処するように心がけましょう。

この記事では、「鼠径ヘルニアとリモートワーク:在宅勤務中の体のケア方法」についてご紹介しました。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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