鼠径ヘルニアとゲートボール:安全に楽しむためのポイント
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回は、「鼠径ヘルニアとゲートボール:安全に楽しむためのポイント」についてご紹介します。
ゲートボールは年齢を問わず楽しめるスポーツで、特にシニア世代の方々に人気があります。
しかし、鼠径ヘルニアを持つ方やそのリスクがある方は、プレー中の動きや体の使い方に注意する必要があります。
今回は、鼠径ヘルニアとゲートボールを楽しむための注意点や対策について説明します。
鼠径ヘルニアとは?
鼠径ヘルニアは、腹部の筋膜が弱くなることで、内臓が足の付け根(鼠径部)から飛び出す病気です。
特に男性に多く見られ、腹圧がかかると症状が悪化する可能性があります。
例えば、重い物を持ち上げたり、急な動作をしたりすると、鼠径部に負担がかかり、痛みや不快感を伴うことがあります。
ゲートボールと鼠径ヘルニアの関係
ゲートボールは比較的軽い運動ではありますが、前屈みの姿勢を取ることが多く、長時間続けると腹圧が高まる可能性があります。
腹圧が上がると、鼠径部に負担がかかり、鼠径ヘルニアの症状が悪化するリスクがあります。
また、クラブでボールを打つ際の動きも、鼠径部に負担がかかる場合があるため注意が必要です。
鼠径ヘルニアを持つ方がゲートボールを楽しむための対策
- 正しい姿勢でプレーする: ゲートボールをプレーする際には、前屈みになりすぎないように注意しましょう。背筋を伸ばし、膝を軽く曲げることで、鼠径部への負担を軽減することができます。長時間前屈みの姿勢を続けることは避け、休憩を挟みながらプレーすることが大切です。
- 適度な休憩を取る: ゲートボールはゆっくりとしたペースのスポーツですが、長時間プレーを続けると体に負担がかかります。特に鼠径ヘルニアを持っている方は、定期的に休憩を取り、鼠径部の筋肉をリラックスさせることが大切です。休憩中には、軽いストレッチを行うことで、筋肉をほぐし、血流を良くすることができます。
- 重い物は避ける: ゲートボールの用具や道具を持ち運ぶ際には、重い荷物を一度に持つのではなく、軽い荷物を持つように心がけましょう。重いものを持つと腹圧が上がり、鼠径ヘルニアのリスクが高まる可能性があります。荷物を持ち運ぶ際には、できるだけ体に負担がかからない方法を選びましょう。
- 医師に相談する: 鼠径ヘルニアの症状が進行している場合や、痛みが強い場合は、ゲートボールを控えることも考慮すべきです。定期的に医師に相談し、症状に合った運動量やプレー時間を調整することが大切です。
鼠径ヘルニアの治療について
鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、基本的には手術が必要です。
症状が軽い場合は、日常生活で腹圧をかけないように工夫することで、症状の進行を防ぐことができます。
しかし、痛みや違和感が強くなった場合は、早めに医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。
まとめ
ゲートボールは、適度な運動として楽しめるスポーツですが、鼠径ヘルニアを持つ方は体への負担を考慮しながらプレーすることが大切です。
正しい姿勢やこまめな休憩など、適切な対策を取ることで、健康を保ちながら安心してゲートボールを楽しむことができます。
この記事では、「鼠径ヘルニアとゲートボール:安全に楽しむためのポイント」についてご紹介しました。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア