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鼠径ヘルニア

紅葉を楽しみながら鼠径ヘルニアに気をつける方法


こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「紅葉を楽しみながら鼠径ヘルニアに気をつける方法」についてご紹介します。

秋が訪れると、紅葉シーズンを楽しみにする人も多いのではないでしょうか。
鮮やかな紅葉を見に山や公園に出かけるのは、リフレッシュするのに最適な活動です。
しかし、鼠径ヘルニアを持っている方にとって、長時間の散策や重い荷物を持つことは、症状を悪化させる可能性があります。
今回は、紅葉を楽しみつつ、鼠径ヘルニアのリスクを最小限に抑えるためのポイントを解説します。

鼠径ヘルニアとは?


鼠径ヘルニアは、腹部の筋膜が弱くなり、内臓が足の付け根(鼠径部)に飛び出す病気です。
特に、男性に多く見られ、腹圧が高まる動作や重いものを持つことが症状を引き起こす原因となります。
鼠径部にふくらみが現れることが多く、初期段階では痛みを伴わないこともありますが、進行すると痛みや不快感が強まります。

紅葉を楽しむ際に気をつけるべきこと

紅葉狩りや自然散策は、適度な運動として良い効果をもたらす一方で、長時間の歩行や急な動きが鼠径ヘルニアに負担をかけることがあります。
以下のポイントを押さえて、紅葉シーズンを安全に楽しみましょう。

  • 歩行時の姿勢とペースに注意: 鼠径ヘルニアのある方は、歩く際に無理な動きをしないことが大切です。紅葉を見るために山道を歩く場合は、ペースをゆっくりと保ち、急な登りや下り坂は避けるようにしましょう。歩幅を狭くし、足元を確認しながら歩くことで、鼠径部への負担を軽減できます。
  • 休憩をこまめに取る: 長時間歩き続けると腹圧が高まり、鼠径部に負担がかかります。紅葉を見ながら適度に休憩を取り、座ってリラックスする時間を設けることで、筋肉の緊張をほぐしましょう。特に、体に負担を感じたら、無理をせずに休むことが重要です。
  • 重い荷物は避ける: 散策時に重いリュックや荷物を持つことは、腹圧を増加させるため、鼠径ヘルニアを持つ方には不適切です。荷物は必要最小限に抑え、できるだけ軽い装備で出かけるよう心がけましょう。また、水分補給用のペットボトルも小さいサイズのものを持ち、負担を軽くすることがポイントです。
  • 服装にも配慮: 秋の紅葉シーズンは気温が下がるため、体を冷やさないようにすることが大切です。冷えは筋肉の緊張を招き、鼠径部にも影響を与える可能性があります。暖かい服装を心がけ、体温を適切に保つことが、体全体の健康に役立ちます。

鼠径ヘルニアの治療について

鼠径ヘルニアは、自然治癒しないため、基本的には手術で治療します。
手術は日帰りで行われることも可能で、内臓を元の位置に戻し、弱くなった筋膜を補強することで再発を防ぎます。
症状が進行してしまう前に、早めに医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

まとめ

紅葉シーズンは、美しい自然を楽しむ良い機会ですが、鼠径ヘルニアを持つ方は無理をせず、体に負担をかけないように工夫することが大切です。
ゆっくりとしたペースで歩き、こまめに休憩を取り、重い荷物を持たないよう心がけることで、安心して紅葉を楽しむことができます。
もし鼠径部に違和感や痛みを感じたら、早めに医師に相談しましょう。

この記事では、「紅葉を楽しみながら鼠径ヘルニアに気をつける方法」についてご紹介しました。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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