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鼠径ヘルニア

暑い夏に鼠径ヘルニアを悪化させない方法

こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「暑い夏に鼠径ヘルニアを悪化させない方法」についてご紹介します。

鼠径ヘルニアの夏の注意点:暑さと体調管理


夏は暑さが厳しくなる季節ですが、鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)の患者さんにとっては特に注意が必要な時期です。
鼠径ヘルニアとは、腹部の筋肉が弱くなり、内臓が足の付け根部分から飛び出してしまう状態を指します。
夏の暑さや活動の増加がどのように鼠径ヘルニアに影響するのかを理解し、適切な対策を講じることが大切です。

夏に鼠径ヘルニアが悪化する理由

  • 脱水症状:暑い夏は脱水症状を引き起こしやすいです。脱水症状になると便秘がちになり、便秘が悪化すると腹圧が上がります。腹圧が上がると鼠径ヘルニアが悪化するリスクがあります。十分な水分補給を心がけましょう。
  • 活動の増加:夏はアウトドア活動が増える季節です。重いものを持ち上げたり、激しい運動をしたりすることで腹圧が上がり、鼠径ヘルニアの症状が悪化する可能性があります。無理な運動や重い物の持ち運びは避け、適度な運動にとどめることが重要です。
  • 体温調節の難しさ:暑さによって体温調節が難しくなり、体が過剰に反応することがあります。このような状況下での過度な発汗や体力の消耗は、鼠径ヘルニアの症状を悪化させることがあります。涼しい場所で休息を取るようにしましょう。

夏の鼠径ヘルニア対策

  • 水分補給:水分をこまめに摂ることで脱水症状を防ぎ、便秘を予防します。特にスポーツドリンクや経口補水液を取り入れることで、効果的に水分と電解質を補給できます。
  • 適度な運動:激しい運動は避け、ウォーキングや軽いストレッチなどの適度な運動を心がけましょう。これにより、腹圧の急激な上昇を防ぎ、鼠径ヘルニアの症状を悪化させないようにします。
  • 涼しい環境の確保:エアコンや扇風機を活用して室内の温度を適切に保ち、体温を管理します。外出時は帽子や日傘を使用し、直射日光を避けるようにしましょう。
  • 適切な服装:軽くて通気性の良い服を着用し、体の熱を逃がしやすくします。また、腰回りをサポートする腹帯やサポーターを使用することで、腹圧の上昇を防ぐことができます。
  • 休息を取る:無理をせず、疲れた時にはしっかりと休息を取ることが大切です。適度な休息は体力の回復とともに、鼠径ヘルニアの症状を安定させる助けになります。

まとめ

夏の暑さは鼠径ヘルニアの症状を悪化させる要因となり得ます。
しかし、適切な対策を講じることで、症状をコントロールし、快適に過ごすことが可能です。
水分補給や適度な運動、涼しい環境の確保などを心がけ、健康的な夏を過ごしましょう。
もし、鼠径ヘルニアの症状が悪化したり、心配な点があれば、早めに医師に相談することをおすすめします。
健康管理をしっかりと行い、元気な毎日を取り戻しましょう。

この記事では、「暑い夏に鼠径ヘルニアを悪化させない方法」についてご紹介しました。

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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