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鼠径ヘルニア

相撲選手と鼠径ヘルニアのリスクと対策

こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「相撲選手と鼠径ヘルニアのリスクと対策」についてご紹介します。

相撲は日本の伝統的なスポーツであり、多くの力士がその技術を磨いています。
しかし、相撲の激しい稽古や試合が原因で、鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)という病気になることがあります。
今回は、鼠径ヘルニアとは何か、なぜ相撲選手に多いのか、そして予防と治療について、わかりやすく解説します。

鼠径ヘルニアとは?


鼠径ヘルニアとは、お腹の中の臓器が筋肉や組織の弱い部分から飛び出してしまう病気です。
特に足の付け根の部分である鼠径部に起こりやすいです。
症状としては、鼠径部にふくらみが現れたり、痛みや違和感を感じたりします。
立ち上がったり、咳をしたりするとふくらみが大きくなることがあります。

なぜ相撲選手に多いのか?

相撲の稽古や試合では、力士たちは頻繁に体に大きな力をかけます。
例えば、立ち合いや押し合いで強い力を使うことで、腹圧が上がり、鼠径部に負担がかかります。
このような負荷が繰り返されることで、鼠径ヘルニアになるリスクが高まるのです。
また、相撲選手は筋肉が発達している一方で、筋肉の間の組織が弱くなることもあります。
これも鼠径ヘルニアの一因となります。

鼠径ヘルニアの予防方法

相撲選手が鼠径ヘルニアを予防するためには、いくつかのポイントがあります。

適切なストレッチとウォームアップ:稽古や試合の前に、十分なストレッチとウォームアップを行い、筋肉や関節を柔らかくしておきましょう。これにより、突然の動きによる筋肉や組織への負担を減らすことができます。
正しいフォームの維持:相撲の技を行う際には、正しいフォームを保つことが大切です。誤ったフォームで力を入れると、特定の部位に過度の負担がかかり、鼠径ヘルニアのリスクが高まります。
体幹トレーニング:体幹を強化することで、腹圧を適切にコントロールできるようになります。体幹がしっかりしていると、鼠径部への負担も減り、鼠径ヘルニアの予防につながります。

鼠径ヘルニアの治療法

もし鼠径ヘルニアになってしまった場合、治療が必要です。
基本的には手術で治療します。
手術では、飛び出した臓器を元の位置に戻し、弱くなった筋肉や組織を補強します。
手術後は、適切なリハビリを行うことで、早期の回復が期待できます。

まとめ

相撲は力強く美しいスポーツですが、その激しい動きが原因で鼠径ヘルニアになることがあります。
日頃の稽古で予防を心がけることが大切です。
また、症状が出た場合は、早めに医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。
Gi外科クリニックでは、鼠径ヘルニアの専門治療を行っていますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

この記事では、「相撲選手と鼠径ヘルニアのリスクと対策」についてご紹介しました。

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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