腹腔鏡下手術で変わるヘルニア治療

こんにちは！Gi外科クリニックです。
今日のテーマは、「腹腔鏡下手術で変わるヘルニア治療」
鼠経ヘルニアは手術でしか治すことはできません。
今回は、鼠径ヘルニアの治療法、特に腹腔鏡下手術について解説していきたいと思います。

鼠経ヘルニアの治療「腹腔鏡下手術」

鼠径ヘルニアの治療は長い歴史を持っています。
古代エジプト時代には、すでにヘルニアの治療法が記述されていたと言われています。

しかし、現代における鼠径ヘルニアの治療法、特に腹腔鏡下手術は、20世紀後半に大きく発展しました。
この手術法は、小さな切開を使って腹腔鏡と呼ばれる細長いカメラと手術器具を患者さんの体内に挿入し、モニター上で映し出された映像を見ながら手術を行います。
この方法は、従来の開腹手術に比べて患者さんの痛みを大幅に軽減し、回復時間を短縮することができます。

腹腔鏡下手術のメリット

腹腔鏡下手術のもう一つの大きな利点は、日帰り手術として行えることです。
多くの場合、手術は数時間で終了し、患者さんはその日のうちに家に帰ることができます。
これにより、入院に伴うストレスや費用を軽減することができます。

職場復帰について

職場復帰に関しては、腹腔鏡下手術を受けた患者さんは比較的早く日常生活に戻ることができます。
軽い仕事であれば、手術後1週間以内に復帰することも珍しくありません。
しかし、重い物を持ったり体を酷使する仕事の場合は、医師の指示に従って適切な期間、休養を取ることが重要です。

まとめ

鼠径ヘルニア治療の歴史と現代の技術進歩を知ることで、患者さんは自分の治療選択について、理解を深めし、安心感を持つことができます。
また、腹腔鏡下手術のメリットを知ることで、治療への不安が軽減される可能性があります。

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院（岡山市）、京都院（京都市四条烏丸）、阪神院（西宮市西宮北口）で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓（かんとん）」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。