放置はNG？鼠径ヘルニアの深刻な結末

こんにちは！Gi外科クリニックです。
今日のテーマは、「放置はNG？鼠径ヘルニアの深刻な結末」
鼠経ヘルニアは手術でしか治すことはできません。
今回は、鼠経ヘルニアを放置しているどうなるか？わかりやすく解説したいと思います。

鼠経ヘルニアを放置していると…？

鼠径ヘルニアを治療しない選択をすると、いくつかの深刻なリスクや合併症につながる可能性があります。
小さなヘルニアは重大な症状を引き起こさないかもしれませんが、時間とともにヘルニアが大きくなると、不快感や痛み、日常活動への制限が増加します。
ヘルニアが大きくなればなるほど、将来的に手術を選択した場合に、その手術はより複雑で困難になります。

嵌頓（かんとん）のリスク

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ヘルニアを治療しないことの重大なリスクの一つに、ヘルニアが嵌頓（かんとん）する可能性があります。
これは脱出した臓器がヘルニアの穴にはまって、腹部に戻すことができなくなる状態を指します。
これにより腸閉塞が発生し、ガスや便が通過できなくなり、重度の腹痛、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。

絞扼ヘルニアのリスク

さらに懸念されるのは、絞扼ヘルニアのリスクです。
これは、ヘルニア内の腸のループが閉じ込められ、血液供給が遮断された状態です。
これは組織の壊死を防ぐために緊急手術が必要な緊急事態です。
絞扼ヘルニアの症状には、激しい痛み、ヘルニア部位の赤み、発熱、急激な心拍数の上昇が含まれます。

まとめ

これらのリスクを考慮すると、特にヘルニアが症状を引き起こしている場合やサイズが大きくなっている場合には、外科的修復を検討することが一般的に推奨されます。
現代の外科技術、特に腹腔鏡手術やロボット支援手術などの低侵襲手術は、小さな切開を使用し、手術後の痛みの少なさ、日常活動への早期復帰を提供します。

したがって、小さく無症状のヘルニアを持つ人々にとっては経過観察が選択肢となる場合もありますが、ヘルニアのサイズや症状を定期的に確認し、ヘルニアの状態や症状の変化があった場合は早期の治療が必要です。

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院（岡山市）、京都院（京都市四条烏丸）、阪神院（西宮市西宮北口）で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓（かんとん）」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。