知っておきたい!鼠径ヘルニア手術の基礎知識
こんにちは!
今日は、成人の鼠径ヘルニアの手術について、わかりやすく解説したいと思います。
鼠径ヘルニアとは?
まず、「鼠径ヘルニア」とは何か?
これは、太ももに近い鼠径部(そけいぶ)というところにできた穴から、お腹の中の臓器や脂肪が本来あるべき場所からずれて出てきてしまう病気です。
これが起こると、脚の付け根から下腹部のあたりにポッコリとした膨らみができたり、痛みや違和感を感じたりすることがあります。
鼠径ヘルニアの手術について
では、なぜ手術が必要なのでしょうか?
成人の鼠径ヘルニアは自然に治ることがなく、放っておくと症状が悪化したり、他の健康問題を引き起こす可能性があるためです。
すなわち、鼠径ヘルニアは手術でしか治りません!
手術によってヘルニアの原因となる穴を修復し、臓器の脱出を防ぐことが必要です。
鼠径ヘルニアの手術の方法について
手術の方法は大きく分けて2つあります。
1つ目は「開腹手術」です。お腹を切開してヘルニアを直す方法です。
2つ目は「腹腔鏡手術」です。お腹に小さな穴を開けて特殊な器具を入れ、モニターを見ながら手術を行う方法です。
腹腔鏡手術の方が、傷が小さく術後の回復も早いと言われていますが、どちらの方法が適しているかは、患者さんの状態によって異なります。
手術後に痛みや腫れを伴う場合がありますが、医師の指示に従って適切なケアを行うことで、徐々に改善していきます。
また、術後しばらくは身体をねじったり、重たいものを持ち上げるなどの負担を避けることが大切です。
最後に、鼠径ヘルニアの手術は専門の医師によって安全に行われますが、手術について不安や疑問がある場合は遠慮なく医師に相談してください。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア