栄養学
栄養豊富な「海のミルク」牡蠣について
こんにちは、管理栄養士の尾上です。
牡蠣は別名「海のミルク」とも呼ばれ、栄養価が高いことで知られていますね。
カルシウム、鉄分、亜鉛などのミネラル類はもちろん、肝機能を助けてくれるタウリンも多く含まれています。
今回はそんな「牡蠣」について解説していきたいと思います。
牡蠣の栄養について
牡蠣と言えば冬が旬。
別名「海のミルク」と言われるほどビタミン、ミネラルをはじめ、栄養価が高い食材です。
一般的に流通しているのは、真牡蠣と岩牡蠣。
真牡蠣は甘味がたっぷりでクリーミーな味わいで、岩牡蠣はジューシーな食感が特徴です。
牡蠣に含まれている主な栄養素は、ミネラルの代表格であるカルシウムや、貧血防止にはたらく鉄、味覚のはたらきを保つ亜鉛などが多く含まれています。
また、肝機能を高めてくれるタウリンも含まれています。
お酒を飲み過ぎた時や、疲れているときにはピッタリです。
「亜鉛」で新陳代謝アップ!
亜鉛は主に味覚を正常に保つはたらきが有名ですが、皮膚や骨、内臓の材料にもなっている栄養素なので、タンパク質合成の酵素の材料でもあります。
しっかり摂取すると、新陳代謝がよくなり、その結果、免疫力アップも期待できます。
牡蠣に含まれる亜鉛の含有量は全食品中でもトップクラス!
亜鉛はビタミンCが豊富な食材と一緒に摂ると吸収率が高まるのでおすすめです。
牡蠣にキュッとレモンを搾るのは理にかなっているわけです。
冬が旬の栄養満点な牡蠣。
生で食べても加熱して食べても独特の旨みとコクが味わえます。
今回は「牡蠣」について解説しました。
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