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鼠経ヘルニア予防

鼠径ヘルニアと健康診断:見逃さないためのチェックポイント


こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「鼠径ヘルニアと健康診断:見逃さないためのチェックポイント」についてご紹介します。

健康診断は、体の異常を早期に発見するための大切な機会です。
多くの病気の兆候を見つけることができますが、鼠径ヘルニアもその一つです。
鼠径ヘルニアとは、腹部の筋膜が弱くなり、腸などの内臓が足の付け根(鼠径部)から飛び出す状態のことをいいます。
特に男性に多く見られ、最初のうちは痛みがなく、目立った症状もないため、健康診断の機会に見つかることがあります。

鼠径ヘルニアとは?


鼠径ヘルニアは、腹圧が上がることで内臓が足の付け根の部分から飛び出す状態です。
通常、鼠径部にふくらみが見られ、初期段階では痛みを伴わないこともあります。
しかし、時間が経つにつれてふくらみが大きくなり、痛みや不快感を感じることが増えます。
特に、重いものを持ったり、咳をしたり、お腹に力を入れる動作をすると、症状が悪化することがあります。

鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、放置すると症状が進行してしまうため、早めに対処することが重要です。

健康診断で鼠径ヘルニアを発見するには?

健康診断は体全体のチェックを行うため、異常があれば早期に発見するチャンスがあります。
しかし、鼠径ヘルニアは血液検査や一般的な健康診断項目だけでは見逃されてしまうことがあります。
そのため、問診や簡単な触診がとても大切です。
以下のポイントに気をつけて、健康診断で鼠径ヘルニアのサインを見逃さないようにしましょう。

  • 問診で自分の症状を伝える: 健康診断の際に、鼠径部にふくらみや違和感がある場合は、必ず医師に伝えるようにしましょう。初期段階の鼠径ヘルニアは痛みを伴わないため、自分で気づきにくいことがありますが、健康診断の時に相談することで、症状を早期に確認できる場合があります。
  • 触診をしてもらう: 鼠径ヘルニアは、鼠径部にふくらみが現れるのが特徴です。ふくらみは、立っているときやお腹に力を入れたときに目立ちやすくなります。医師に触診をしてもらうことで、ふくらみの有無を確認できます。ふくらみが見つかれば、超音波検査やCT検査を通じてより詳細な診断が行われます。
  • 自分で気をつけるポイント: 健康診断を受ける前に、自分で鼠径ヘルニアの兆候に気づいておくことも重要です。例えば、足の付け根に小さなふくらみが現れたり、重い物を持つときに違和感を感じたりした場合は、早めに医師に相談してください。また、これまで気にならなかったふくらみが大きくなってきたと感じたら、健康診断の際にその旨を伝えましょう。

健康診断での早期発見が大切な理由

鼠径ヘルニアの早期発見は、症状が悪化するのを防ぐためにとても重要です。
放置してしまうと、内臓が飛び出したまま戻らなくなる「嵌頓(かんとん)」という状態になることがあります。
嵌頓が起こると、腸の血流が止まり、緊急手術が必要になることがあるため、非常に危険です。
健康診断を受ける際には、ちょっとした違和感でも医師に伝えておくことで、こうしたリスクを未然に防ぐことができます。
特に、腹圧がかかりやすい仕事や日常的に重いものを持ち運ぶことが多い方は、鼠径ヘルニアのリスクが高まるため、健康診断の際にしっかりチェックしてもらうと安心です。

まとめ

鼠径ヘルニアは、症状が軽いと見逃されやすい病気ですが、健康診断の機会を利用して早期に発見することができます。
問診で自分の症状をきちんと伝え、触診を受けることで、鼠径ヘルニアの兆候を確認しましょう。
もし鼠径部にふくらみがあったり、違和感を感じる場合は、放置せずに医師に相談することが大切です。
健康診断を上手に活用し、健康を守るためにしっかりと体のケアをしていきましょう。

この記事では、「鼠径ヘルニアと健康診断:見逃さないためのチェックポイント」についてご紹介しました。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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