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鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアを自分で治す方法はある?わかりやすく解説!

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成人男性に多い病気「鼠径ヘルニア」。

医学雑誌の研究発表では、成人男性の3人に1人は鼠径ヘルニアにかかるともいわれています。

では、この鼠経ヘルニアですが自分で治すことはできるのでしょうか?

この記事では「鼠経ヘルニアを自分で治す方法はある?」をテーマに、鼠径ヘルニアという病気や治療方法などについてご紹介します。

鼠径ヘルニアとは

鼠径ヘルニアとは一般的に「脱腸」と呼ばれ、本来はお腹の中にある腸の一部が太ももの付け根の部分「鼠径部」から飛び出てくる病気です。

この鼠径ヘルニアは小児から高齢者まで幅広く発症する病気です。小児の場合は先天的な要因がほとんどですが、成人の場合は加齢による筋肉の衰えが主な原因で40歳以上の男性で多く発症し、女性よりも男性に多い病気です。

成人の場合の加齢による筋肉の衰えについてですが、鼠径ヘルニアが発症する太もものつけ根「鼠径部」には鼠径管という管があります。

鼠径管には男性では精索が,女性では子宮円索などが通っていますが、この鼠径管の周辺の筋肉が加齢によって衰え、筋膜が弱ると鼠径管が開きやすくなってしまいます。

鼠径ヘルニアは、この開きやすくなった鼠径管に腸が入り込むことで起こります。これが鼠径ヘルニアの原因です。


この鼠径ヘルニアですが、冒頭お伝えしたように成人男性の3人に1人は一生涯で一度発症する可能性があるとの研究報告が発表されています。鼠経ヘルニアは男性にとって身近な病気です。

鼠経ヘルニアを自分で治す方法はある?

この記事のテーマである「鼠経ヘルニアを自分で治す方法があるかどうか」ですが、残念ながら医学的には鼠径ヘルニアを自分で治す方法はありません。

これが専門医(医師)による見解で、鼠径ヘルニアの治療は外科的処置の手術による治療が唯一の治療法です。

ヘルニアバンドなど外から皮膚を圧迫して脱腸を防ぐ道具や鼠径ヘルニアに効くという体操もありますが、これらは一時的に鼠径ヘルニアの症状を抑えるもので対症療法でしかありません。

再度になりますが、鼠径ヘルニアの治療は外科的処置の手術のみです。

鼠径ヘルニアは唯一の治療法が「手術」ということや、初期症状では痛みが少なく日常生活に支障をきたさないことなどから放置されがちな病気です。ただし放置を続けると患部の痛みは強くなる傾向にありますし、腸が詰まり腹膜炎を起こす可能性さえあります。

鼠径ヘルニアの症状がある方や鼠径ヘルニアと診断された方は、「自分で治す方法を探す」というのではなく、専門医を受診して早期に治療されることをおすすめします。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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