鼠径ヘルニア患者が大雨の日に気をつけるべきこと
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回は、「鼠径ヘルニア患者が大雨の日に気をつけるべきこと」についてご紹介します。
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は、お腹の筋膜が弱くなり、内臓が足の付け根(鼠径部)に飛び出してしまう病気です。
男性に多く見られますが、女性や子どもにも発症することがあります。
特に大雨の日には、症状が悪化する可能性があるため、注意が必要です。
今回は、鼠径ヘルニア患者が大雨の日に安心して過ごすためのポイントを紹介します。
大雨の日に鼠径ヘルニアが悪化する理由
大雨の日には、気圧が下がり、体にさまざまな影響を及ぼすことがあります。
気圧が下がると、体内の圧力が変化し、腹部に負担がかかることがあります。
この変化は、鼠径ヘルニアの症状を悪化させる原因になることがあります。
また、大雨の日は外出が制限されるため、長時間同じ姿勢で過ごすことが増えるかもしれません。
これも鼠径ヘルニアの症状を悪化させる要因となり得ます。
特に、座りっぱなしや立ちっぱなしの状態が続くと、鼠径部への負担が増し、症状が悪化する可能性があります。
大雨の日に気をつけるべき対策
- 適切な体勢の維持: 大雨の日には、家の中で過ごす時間が長くなることが多いです。長時間同じ姿勢でいることは避け、定期的に体を動かすことが重要です。例えば、座っている時間が長くなりがちなら、1時間ごとに立ち上がって軽くストレッチをすることで、鼠径部への負担を軽減できます。
- 軽い運動を心がける: 大雨の日でも、家の中でできる軽い運動を取り入れることが大切です。軽いストレッチやヨガ、歩き回ることで血流を良くし、鼠径ヘルニアの症状を和らげることができます。特に、足や腰の筋肉をほぐすことで、鼠径部への圧力を軽減できます。
- 避難時の注意: 大雨による洪水や避難が必要になる場合、重い荷物を持つことや長時間歩くことは鼠径ヘルニアの症状を悪化させるリスクがあります。避難が必要な場合は、荷物をできるだけ軽くし、無理をせず、周囲の人に助けを求めることも大切です。
- 適切な服装: 大雨の日には、締め付けの少ない服装を選ぶことが重要です。締め付けの強い衣類は腹圧を高め、鼠径ヘルニアの症状を悪化させる可能性があります。リラックスできるゆったりとした服装で過ごしましょう。
まとめ
大雨の日には、鼠径ヘルニアの症状が悪化しやすいため、普段以上に体のケアが必要です。
適切な体勢の維持や軽い運動、無理をしない避難の準備が、症状の悪化を防ぐために重要です。
もし症状が悪化するようであれば、早めに医師に相談し、適切な対応を行うことをおすすめします。
大雨の日も安心して過ごせるように、日々の生活に気をつけましょう。
この記事では、「鼠径ヘルニア患者が大雨の日に気をつけるべきこと」についてご紹介しました。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア