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鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニア患者が秋祭りや豊穣祭を楽しむためのガイド

こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「鼠径ヘルニア患者が秋祭りや豊穣祭を楽しむためのガイド」についてご紹介します。

秋は豊かな収穫を祝う季節で、日本各地で秋祭りや豊穣祭が盛大に開催されます。
お神輿を担いだり、山車を引いたりと、体力を使うイベントが多いですが、鼠径ヘルニアを抱えている方にとっては注意が必要です。
今回は、鼠径ヘルニア患者が秋祭りや豊穣祭を安心して楽しむためのポイントをお伝えします。

鼠径ヘルニアとは?


鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は、腹部の筋膜が弱くなり、内臓が足の付け根(鼠径部)に飛び出してしまう状態を指します。
男性に多く見られますが、女性や子どもにも発症することがあります。
症状としては、鼠径部にふくらみや痛みを感じることが多く、特に重いものを持ったり、腹圧がかかったりする場面で症状が悪化しやすくなります。

秋祭りや豊穣祭での注意点

  • 重いものを持たない: 秋祭りや豊穣祭では、お神輿を担いだり、重い山車を引いたりすることが多くあります。しかし、これらの活動は腹圧を強くかけるため、鼠径ヘルニアの症状を悪化させる可能性があります。もし参加したい場合は、軽い仕事を選ぶか、見学に徹するようにしましょう。
  • 適切な服装を選ぶ: 締め付けの強い衣類や帯は、腹圧を高める原因となるため、鼠径ヘルニアの症状が悪化することがあります。祭りの際には、ゆったりとした服装を選び、体をリラックスさせることが大切です。
  • 休憩をしっかりとる: 長時間の立ち仕事や歩行は、鼠径ヘルニアに負担をかけることがあります。適度な休憩を取り、無理をしないことが重要です。祭りの間は、自分の体調と相談しながら参加することが大切です。
  • 応急処置の準備: 万が一、鼠径ヘルニアの症状が急に悪化した場合に備えて、応急処置の準備をしておきましょう。ふくらみが痛みを伴う場合や、戻らなくなった場合は、すぐに医師に相談することが必要です。特に祭りの人混みの中では、早めに対応することが重要です。

楽しむためのポイント

  • 軽い活動に参加する: 鼠径ヘルニアを持っていても、祭りの雰囲気を楽しむことは十分に可能です。例えば、露店を巡ったり、音楽や踊りを見たりするなど、体に負担をかけない活動に参加することで、祭りを楽しむことができます。
  • 家族や友人と一緒に: 一人で無理をしてしまうことがないよう、家族や友人と一緒に祭りに参加しましょう。周囲に助けを求められる環境を作ることで、安心して楽しむことができます。

まとめ

秋祭りや豊穣祭は楽しみたいイベントですが、鼠径ヘルニアを持つ方にとっては注意が必要です。
適切な対策を取りながら、無理をせず、自分の体調を優先して祭りを楽しむことが大切です。
もし症状が悪化するようであれば、早めに医師に相談し、適切な対応を行いましょう。

この記事では、「鼠径ヘルニア患者が秋祭りや豊穣祭を楽しむためのガイド」についてご紹介しました。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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