ブログ

鼠径ヘルニア

台風が鼠径ヘルニアに与える影響と対策

こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「台風が鼠径ヘルニアに与える影響と対策」についてご紹介します。

鼠径ヘルニア患者が台風時に注意すべきこと


鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は、足の付け根あたりにある筋膜が弱くなり、内臓が飛び出してしまう状態です。
この病気は、特に男性に多く見られますが、女性や子どもにも発症することがあります。
鼠径ヘルニアは自然には治らず、通常は手術が必要です。
今回は、台風が鼠径ヘルニアに与える影響と、その対策について説明します。

台風時のストレスと鼠径ヘルニア

台風が接近すると、多くの人がストレスを感じます。
強風や大雨、停電などの不安定な状況が続くと、身体にかかるストレスが増えます。
このストレスが原因で、腹圧が上昇し、鼠径ヘルニアの症状が悪化することがあります。

  • 腹圧の上昇:台風時の緊張や不安が原因で、無意識にお腹に力が入ってしまうことがあります。これが腹圧の上昇を引き起こし、鼠径ヘルニアの症状を悪化させる原因となります。
  • 避難時の負担:台風によって避難が必要になることがあります。重い荷物を持ち運んだり、長時間歩いたりすることで、鼠径ヘルニアに負担がかかります。

台風時に鼠径ヘルニアの症状を悪化させないための対策

  • ストレス管理:台風の接近に備えて、リラックスする方法を見つけましょう。深呼吸や軽いストレッチ、リラクゼーション音楽を聴くなど、自分に合ったリラックス方法を取り入れてください。
  • 避難計画の準備:避難が必要な場合に備えて、早めに準備をしておきましょう。重い荷物は避け、必要最低限の持ち物だけを持って移動するようにします。避難所までの経路を事前に確認し、できるだけ負担を減らす工夫をしましょう。
  • 適切な姿勢:長時間座ったり立ったりする場合は、姿勢に注意しましょう。背筋を伸ばし、お腹に力を入れないように心がけることが大切です。
  • 腹圧をかけない工夫:排便時に力むことを避けるため、食物繊維を多く含む食事を摂り、便秘を予防しましょう。また、十分な水分を摂ることも重要です。

医師との相談

台風が接近する前に、医師に相談しておくこともおすすめです。
特に、鼠径ヘルニアの手術を予定している場合や、症状が進行している場合は、医師の指示に従って適切な対応を取ることが大切です。
医師からのアドバイスを受けることで、安心して台風に備えることができます。

まとめ

台風が接近すると、鼠径ヘルニアの症状が悪化する可能性があります。
ストレス管理や避難計画の準備、適切な姿勢を保つことなど、様々な対策を講じて、症状を悪化させないようにしましょう。
医師との相談も忘れずに行い、安心して台風に備えることが大切です。安全に過ごすために、準備を怠らず、冷静に対応しましょう。

この記事では、「台風が鼠径ヘルニアに与える影響と対策」についてご紹介しました。

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

受診予約はこちらから

24時間365日受付中!

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

そけいヘルニア無料相談ダイヤル

通話無料 携帯OK
0120-373-615

受付時間/9:00〜16:00
(月曜〜金曜・土日を除く祝日)

この記事をシェアする