便秘が鼠径ヘルニアに与える影響と対策

こんにちは！
鼠径（そけい）ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア（脱腸）を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「便秘が鼠径ヘルニアに与える影響と対策」についてご紹介します。

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鼠径ヘルニアは、内臓が腹壁の弱い部分から飛び出す病状を指します。
便秘と鼠径ヘルニアの関係は、特に注意が必要なトピックです。
便秘が慢性化すると、腹圧が上昇し、既存の鼠径ヘルニアの悪化や新たなヘルニアの発生リスクを高める可能性があります。

便秘と鼠径ヘルニアの関連性

便秘は、排便が困難または不頻繁である状態を指し、多くの場合、不適切な食生活や運動不足が原因です。
便秘により排便時に過度の力が必要となり、これが腹圧を高めることで鼠径ヘルニアを引き起こすか、既存のヘルニアを悪化させる可能性があります。

便秘の予防と鼠径ヘルニアへの影響の軽減

• 食物繊維の豊富な食事：果物、野菜、全粒穀物など、食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取しましょう。
• 水分の摂取：十分な水分を摂取することで、便の排泄を助けます。
• 定期的な運動：身体活動を増やすことで腸の動きを促し、便秘を予防します。
• 排便習慣の改善：無理に排便を我慢しない、排便のために十分な時間を確保するなど、健康的な排便習慣を身につけましょう。

まとめ

鼠径ヘルニアを持つ人や、ヘルニアの発生リスクがある人は、便秘を避け、腹圧が高まる活動に注意することが重要です。
また、便秘が慢性化している場合は、専門医に相談し、適切な治療を受けることをお勧めします。

この記事では、「便秘が鼠径ヘルニアに与える影響と対策」についてご紹介しました。

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院（岡山市）、京都院（京都市四条烏丸）、阪神院（西宮市西宮北口）で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓（かんとん）」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。