肥満・運動不足・喫煙、鼠径ヘルニアとの関係
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回は、「肥満・運動不足・喫煙、鼠径ヘルニアとの関係」についてご紹介します。
鼠径ヘルニアについて
鼠径ヘルニアは、お腹の中の臓器が腹壁の弱い部分を通って飛び出す病気です。
一般的に、重い物を持ち上げることや激しい咳などによって腹圧が上昇すると発生しやすくなります。
しかし、生活習慣病と鼠径ヘルニアの関係も見過ごせません。
肥満、運動不足、喫煙などの生活習慣が、鼠径ヘルニアのリスクを高める可能性があるからです。
鼠径ヘルニアと肥満の関係について
肥満は腹圧を恒常的に高めるため、鼠径ヘルニアを引き起こしやすくします。
腹部に脂肪が多いほど、腹壁にかかる負担が大きくなり、弱い部分から内臓が飛び出しやすくなります。
また、運動不足は腹壁の筋肉を弱くし、ヘルニアの発生を助長する可能性があります。
喫煙は組織の修復能力を低下させ、鼠径ヘルニアの治療や回復過程に悪影響を及ぼすことが知られています。
鼠径ヘルニアの予防や管理には、健康的な生活習慣の維持が重要です。
バランスの良い食事で体重を管理し、定期的な運動で腹壁の筋肉を強化することが推奨されます。また、喫煙を避けることで、体の自然な治癒力を保つことができます。
鼠径ヘルニアの治療について
鼠径ヘルニアが発生した場合、適切な治療が必要です。
小さいヘルニアや症状のないヘルニアの場合、経過観察が選択されることもありますが、症状がある場合や大きなヘルニアの場合は、手術が必要になることが多いです。
手術方法にはいくつかの選択肢があり、患者さんの状態や医師の判断によって最適な方法が選ばれます。
まとめ
生活習慣病と鼠径ヘルニアの関係を理解し、健康的な生活習慣を心がけることで、鼠径ヘルニアのリスクを減らし、より健康的な生活を送ることができます。
この記事では、「肥満・運動不足・喫煙、鼠径ヘルニアとの関係」についてご紹介しました。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア