小児の鼠径ヘルニアの再発について
この記事では、Gi外科クリニックを受診した患者さんからのご質問、ホームページやインターネット上でいただいた鼠径ヘルニアに関するご質問についてお答えをさせていただきます。
今回のテーマは、「小児の鼠径ヘルニアの再発について」です。
小児の鼠径ヘルニアの再発について
ご質問
鼠径ヘルニア(脱腸)に赤ちゃんの時に左側がなり、小学6年生の時に右側がなりました。
小学生の時の記憶しかありませんが(現在21歳)で同じ所に同じ大きさのものが、便をする時に踏ん張ったら出ます。痛くはないです。
踏ん張るのを辞めたら引っ込むのですが、これはまた手術になりますか?同じところに同じものが出ることはありますか?
ご回答
鼠径ヘルニア(脱腸)は、小児期と成人になってから(主に中高年の方)に多い病気です。
病名は同じですが、発症機序(原因)は少し違ってます。 小児期の鼠径ヘルニアは先天性(生まれつき)の場合が多く、成人の場合は腹壁(お腹の壁・筋肉)が弱くなることが原因の場合が多い病気です。
そのため、小児期に治療をしても成人になってから再び鼠径ヘルニアになることは十分考えられます。
また、幼児の鼠径ヘルニアは自然に治癒することもありますが、成人になってからの鼠径ヘルニアは手術でしか根治できません。 放置しておくと嵌頓(かんとん)という命に係わる状態に陥ることがある病気です。
是非早めに医療機関を受診していただければと思います。
簡単ではありますが、以上ご参考になれば幸いです。
Gi外科クリニックへご相談ください
鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
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カテゴリ:鼠径ヘルニアQ&A