栄養学
カルシウム、食物繊維たっぷりのひじきは美容食材としても注目!
こんにちは、管理栄養士の尾上です。
今日はひじきを使った料理を食べてみませんか?
ひじきには、カルシウム、マグネシウム、食物繊維など、たくさんの栄養が含まれています。
低カロリーで栄養価が高いことから、美容食材としても注目されています。
今回はそんな「ひじき」について解説していきたいと思います。
ひじきの栄養について
ひじきは、カルシウム、食物繊維、各種ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
一般に市場に流通しているのは、茎を集めた「長ひじき」と、芽を集めた「芽ひじき」。
長ひじきは、芽ひじきよりもしっかりとした歯ごたえが特徴で、炒め物や煮物におすすめです。
芽ひじきはやわらかく口当たりがよいので、ひじきご飯やサラダなどに向いています。
ひじきに豊富なカルシウムは、丈夫な骨や歯をつくり、筋肉や神経の働きをサポートしています。
食物繊維は便のカサを増やし、腸を刺激するので便秘予防にも。
ひじきをたっぷり摂って、しっかり栄養補給しましょう!
糖と脂質の代謝をサポートするクロム
クロムは必須ミネラルの一種。
インスリンの働きを促す成分の材料です。
インスリンとは、食事の際血糖値が上がったとき、それを下げる働きをしてくれるホルモン。
また、血中にコレステロールが増えた際、代謝をサポートしてくれる働きもあります。
糖尿病や脂質異常症などの生活習慣予防が期待できます。
ビタミンCといっしょに摂取すると吸収力もアップ!
私たちの食生活に古くから健康食として親しまれてきたひじき。
ひじきの煮物は定番のおかずでなじみ深い1品ですよね。
いろんなアレンジがきく食材なので、食卓に取り入れてみてはいかがでしょう。
今回は「ひじき」について解説しました。
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