鼠径ヘルニア治療への不安を持つ患者さんとご家族へ
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回は、「鼠径ヘルニア治療への不安を持つ患者さんとご家族へ」についてご紹介します。
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は、腹部の筋膜が弱くなり、内臓が足の付け根(鼠径部)に飛び出してしまう状態のことを指します。
この病気は、特に男性に多く見られますが、女性や子どもにも発症することがあります。
鼠径ヘルニアは、命に直接関わるものではないとされていますが、手術が必要となる場合が多く、それによって患者さんやご家族が不安を感じることが少なくありません。
今回は、患者さんとご家族が感じる不安を解消するためのポイントをお伝えします。
手術に対する不安
鼠径ヘルニアの治療には、手術が一般的に行われます。
手術と聞くと、多くの人が痛みやリスク、手術後の回復について不安を抱くことがあります。
しかし、鼠径ヘルニアの手術は、比較的簡単で安全な手術です。
- 手術の安全性: 現在の医療技術は非常に進歩しており、鼠径ヘルニアの手術は高い成功率を誇ります。開腹手術(オープン法)や腹腔鏡手術(ラパロスコピー)が一般的で、手術時間も短く、日帰りで行われることが多いです。
- 麻酔の管理: 手術中には、局所麻酔や全身麻酔が使用されます。麻酔科医が手術中の患者さんの状態をしっかりと監視し、安全に手術が進められるよう管理しています。麻酔に対するリスクは非常に低く、患者さんが快適に手術を受けられるよう配慮されています。
術後の回復に対する不安
手術後の回復についても不安を感じる方が多いですが、鼠径ヘルニアの手術は回復が早いのが特徴です。
- 術後の痛み: 手術後に痛みを感じることはありますが、医師が適切な痛み止めを処方しますので、痛みはコントロール可能です。多くの患者さんは、数日以内に痛みが和らぎ、軽い日常生活に戻ることができます。
- 生活への影響: 手術後1週間程度で、通常の生活に戻ることができるケースが多いです。重いものを持つ作業や激しい運動は避ける必要がありますが、医師の指導に従って無理なく活動を再開することで、早期に日常生活を取り戻すことができます。
ご家族のサポートが重要
患者さんが感じる不安を和らげるために、ご家族のサポートが非常に重要です。
- 理解と共感: 鼠径ヘルニアの手術に対する不安を理解し、共感することが大切です。患者さんが不安を感じている場合は、しっかりと話を聞き、安心感を与えるよう努めましょう。
- 医師とのコミュニケーション: 手術前後に医師としっかりとコミュニケーションを取ることで、手術や回復について正確な情報を得ることができます。疑問や不安があれば、遠慮せずに質問し、納得のいく形で治療を進めることが重要です。
まとめ
鼠径ヘルニアの治療は、適切に行われれば安全で効果的なものです。
患者さんやご家族が感じる不安を軽減するためには、正しい情報を持ち、適切なサポートを行うことが大切です。
手術に対する不安や疑問があれば、医師に相談し、安心して治療を進めてください。
ご家族の理解と協力が、患者さんの回復を助ける大きな力となります。
この記事では、「鼠径ヘルニア治療への不安を持つ患者さんとご家族へ」についてご紹介しました。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
24時間365日受付中!
また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア