鼠径ヘルニアの治療内容を詳しく解説!気になる方へ
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回は、「鼠径ヘルニアの治療内容を詳しく解説!気になる方へ」についてご紹介します。
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は、内臓が腹部の筋膜の弱い部分を通り抜けて足の付け根(鼠径部)に飛び出してしまう状態です。
特に男性に多く見られますが、女性や子どもにも発症することがあります。
今回は、鼠径ヘルニアの治療内容が気になる方に向けて、治療方法や手術の流れについてわかりやすく解説します。
鼠径ヘルニアとは?
鼠径ヘルニアは、足の付け根にふくらみができることが特徴です。
このふくらみは、立ち上がったり、重いものを持ったりする際に大きくなり、痛みや違和感を伴うことがあります。
初期段階では痛みが軽い場合もありますが、放置すると症状が悪化する可能性があります。
鼠径ヘルニアの治療方法
鼠径ヘルニアの治療方法は主に手術です。
手術によって、飛び出した内臓を元の位置に戻し、筋膜を補強することで再発を防ぎます。
以下の2つの方法が一般的です。
- 開腹手術(オープン法): 開腹手術は、鼠径部を直接切開して行います。切開した部分から内臓を元の位置に戻し、筋膜を縫合して補強します。場合によっては、メッシュと呼ばれる人工物を使って筋膜を強化することがあります。
- 腹腔鏡手術(ラパロスコピー): 腹腔鏡手術は、体に小さな切開を数箇所作り、そこからカメラと手術器具を挿入して行います。カメラで体内を映しながら、内臓を元に戻し、メッシュを使って筋膜を補強します。開腹手術に比べて体への負担が少なく、回復が早いのが特徴です。
手術の流れ
- 手術前の準備: 手術前には、医師が患者さんの体調を確認し、麻酔の準備が行われます。必要に応じて、術前検査が行われ、最適な手術方法が選ばれます。
- 麻酔: 手術は、全身麻酔や局所麻酔で行われます。麻酔が適切にかかると、手術が開始されます。
- 手術の実施: 手術自体は、通常1時間程度で終了します。手術が終了したら、麻酔が覚めるまで休み、その後、医師の指示に従って回復室に移動します。
- 術後のケア: 術後は、数日間安静に過ごすことが推奨されます。多くの場合、日帰り手術が可能で、翌日から軽い日常生活に戻ることができます。ただし、重いものを持ったり激しい運動をしたりすることは避けるように指示されます。
早期治療の重要性
鼠径ヘルニアは、放置すると症状が悪化することがあります。
特に、嵌頓(かんとん)という状態になると、内臓が締め付けられて血流が途絶え、緊急手術が必要になることもあります。
症状が軽いうちに治療を受けることで、早期回復が期待できます。
まとめ
鼠径ヘルニアは、早期に治療を受けることで、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。
手術は安全かつ効果的で、多くの患者さんが早期に回復しています。
もし鼠径ヘルニアの症状が気になる場合は、恥ずかしがらずに医師に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。
健康な生活を取り戻すために、早めの受診を心がけましょう。
この記事では、「鼠径ヘルニアの治療内容を詳しく解説!気になる方へ」についてご紹介しました。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア