鼠径ヘルニアの症状を悪化させないサーフィン対策

こんにちは！
鼠径（そけい）ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア（脱腸）を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「鼠径ヘルニアの症状を悪化させないサーフィン対策」についてご紹介します。

鼠径ヘルニアとサーフィン：注意点と対策

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鼠径ヘルニア（そけいヘルニア）は、お腹の筋膜が弱くなり、内臓が足の付け根（鼠径部）に飛び出してしまう状態です。
特に男性に多く見られる病気ですが、女性や子どもにも発症することがあります。
鼠径ヘルニアは自然には治らず、通常は手術が必要です。
今回は、サーフィンが鼠径ヘルニアにどのような影響を与えるか、そして安全に楽しむための対策について説明します。

サーフィンと鼠径ヘルニアの関係

サーフィンは全身を使うスポーツであり、特に腹筋や足の筋肉を多く使います。
このため、鼠径ヘルニアを持っている人にとって、サーフィンは症状を悪化させるリスクがあります。
以下に、その具体的な影響を説明します。

• 腹圧の上昇： サーフィン中はパドリングや波に乗る際に腹圧がかかります。この腹圧が鼠径部にかかると、ヘルニアの症状が悪化することがあります。特に波が強い日や長時間のサーフィンは注意が必要です。
• 筋肉への負担： サーフィンはバランスを保つために多くの筋肉を使います。これにより鼠径部の筋肉や周囲の筋肉に負担がかかり、症状が悪化することがあります。
• 転倒のリスク： サーフィン中の転倒は、腹部に強い衝撃を与えることがあります。これが鼠径ヘルニアを悪化させる原因となることがあります。

サーフィン中に鼠径ヘルニアを悪化させないための対策

鼠径ヘルニアを持つ人がサーフィンを楽しむためには、いくつかの対策を講じることが重要です。

• 適切なウォームアップ： サーフィンを始める前に、しっかりとウォームアップを行いましょう。特に腹筋や鼠径部のストレッチを十分に行うことで、筋肉への負担を軽減できます。
• 腹圧をかけない練習： サーフィン中に腹圧をかけすぎないように注意しましょう。例えば、波に乗る際には無理をせず、体に負担をかけないようにすることが大切です。
• 適切な休憩： 長時間のサーフィンは避け、適度に休憩を取りましょう。疲労が溜まると筋肉が硬直しやすくなり、ヘルニアの症状が悪化することがあります。
• 専門医の指導を受ける： 鼠径ヘルニアを持っている場合は、サーフィンを始める前に専門医に相談しましょう。医師から適切なアドバイスを受けることで、リスクを最小限に抑えることができます。
• 適切な装備： ウェットスーツやラッシュガードを着用することで、腹部への負担を軽減し、衝撃から保護することができます。

まとめ

鼠径ヘルニアを持つ人がサーフィンを楽しむためには、適切な対策を講じることが重要です。
ウォームアップや休憩、専門医の指導を受けることで、安全にサーフィンを楽しむことができます。
もし鼠径ヘルニアの症状が気になる場合は、早めに医師に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。
安心してサーフィンを楽しむことで、健康な毎日を送りましょう。

この記事では、「鼠径ヘルニアの症状を悪化させないサーフィン対策」についてご紹介しました。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院（岡山市）、京都院（京都市四条烏丸）、阪神院（西宮市西宮北口）で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓（かんとん）」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

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