ブログ

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアと合気道:理解と対策の重要性


こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。

当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。

今回は、「鼠径ヘルニアと合気道:理解と対策の重要性」についてご紹介します。

今日は特に合気道を楽しむ皆さんに向けて、合気道の練習が引き起こす可能性のある健康問題、鼠径ヘルニアについてお話しします。
合気道は日本発祥の武道で、流れるような動きと技の効果を重視しますが、これらの動きが鼠径ヘルニアを引き起こす原因となることもあります。

鼠径ヘルニアって何?


鼠径ヘルニアは、腹部の内臓が腹壁の弱い部分を押し広げてしまい、股の付け根近くに膨らみができる状態です。
内臓が本来あるべき場所から少し飛び出してしまうために起こります。
合気道のような武道を行う際、急激な動きや体のねじれが多いため、腹圧が上がりやすく、鼠径ヘルニアのリスクが高まります。

合気道と鼠径ヘルニアの関連性

合気道では、受け身や回転動作が頻繁に行われます。
これらの動作は体の中心部、特に腹部に大きな負担をかけることがあります。
特に、力強く地面に投げられたり、急に体をねじったりする動作は、鼠径部に不自然な圧力を加えることがあり、その結果として鼠径ヘルニアを引き起こすことがあります。

鼠径ヘルニアの主な症状

合気道を実践している中で以下のような症状に気づいたら、鼠径ヘルニアの可能性を疑うべきです。

  • 鼠径部の膨らみ:立っている時や力を入れる時に目立つことが多いです。
  • 痛みや不快感:運動中や運動後に鼠径部に痛みがある場合です。
  • 活動時の違和感:動作中に鼠径部で何かがずれる感じがすることがあります。

鼠径ヘルニアの予防と対策

合気道を安全に楽しむためには、以下の予防策を実践することが推奨されます。

  • 適切なウォームアップとクールダウン:柔軟性を高めるストレッチと軽い運動を行い、筋肉を適切に準備することで怪我のリスクを減らします。
  • 体の使い方を学ぶ:合気道の正しい技術をマスターし、無理な力のかけ方を避けることが重要です。
  • 筋力トレーニング:特に腹部と背中、鼠径部周辺の筋肉を強化することで、内臓を支える力を強化し、ヘルニアのリスクを減らします。
  • 定期的な医療チェック:特に武道を行っている人は定期的な健康診断を受け、体の異常に早期に対処することが大切です。

まとめ

合気道は体を美しく動かすスポーツですが、鼠径ヘルニアというリスクも伴います。
適切な予防策と正しいトレーニング方法を身につけることで、このリスクを最小限に抑え、安全に合気道を楽しむことができます。
何か異常を感じた場合は、すぐに専門の医療機関で相談してください。
健康を最優先に、合気道の精神と技術を磨き続けましょう!

この記事では、「鼠径ヘルニアと合気道:理解と対策の重要性」についてご紹介しました。

LINEのお友達登録で鼠径ヘルニアの最新情報


LINEに追加いただくと、鼠径ヘルニアの危険度診断が簡単にできます。
この機会にぜひお試しください!

Gi外科クリニックへご相談ください

鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

受診予約はこちらから

24時間365日受付中!

また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

そけいヘルニア無料相談ダイヤル

通話無料 携帯OK
0120-373-615

受付時間/9:00〜16:00
(月曜〜金曜・土日を除く祝日)

この記事をシェアする