ブログ

栄養学

ビタミンAは「目のビタミン」疲れ目の方必見!

管理栄養士ブログのタイトル

こんにちは、管理栄養士の尾上です。

現代人は日常的にパソコンやスマートフォンを見る機会が多いと思います。
昔の人より目を酷使する機会が多くなっていますね。
ビタミンAは「目のビタミン」とも言われていて、深く関係がある栄養素です。

今回はそんな「目とビタミンA」について解説していきたいと思います。

目のビタミン「ビタミンA」


目のイラスト

ビタミンAは皮膚や粘膜を強くする栄養素で、免疫力アップや風邪予防が期待できるビタミンです。
また、私たちの目の網膜で光や色に反応して視覚情報を伝えるタンパク質の成分でもあります。
不足すると、暗闇での視力低下(夜盲症)を引き起こすことから、別名「目のビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、炒め物など、油といっしょに摂ると吸収率が高まるのでおすすめです。
体内では肝臓に蓄積されているので、過剰摂取は肝臓障害のリスクがあるとされていますが、通常の食生活の中では心配することはないでしょう。

ビタミンAを含む食材

目の健康のためにもしっかり摂っていきたいビタミンA。
どんな食材に含まれているのでしょうか?
ビタミンAは主に動物性食品(レバー、牛乳、バター、チーズ、卵黄など)に多く含まれています。
また、緑黄色野菜や海藻類からも摂取できます。
取り入れるコツとしては、カレーや麺類など、たまごをトッピングできる料理にプラスするのが実践しやすいですね。
朝食に目玉焼きやゆでたまご、チーズもプラスしやすいです。
ほうれん草やにんじん、かぼちゃなど、緑黄色野菜は毎日摂りたいですね。
たくさん含まれている食材を限定するのではなく、いろいろな食材から少しづつ摂ることで食生活も整いやすくなります。

日ごろから目を酷使する機会が多い人は、「パソコンやスマートフォンを使用する時間を減らす」「睡眠時間をしっかりとる」「目の健康にはたらく野菜を摂る」など、取り入れやすい習慣を実践してみてはいかがでしょう!

今回は「目とビタミンA」について解説しました。

この記事をシェアする