鼠径ヘルニアの具体的な症状とは?早期発見のポイント
こんにちは!
鼠径(そけい)ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」です。
当院では日々、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を行っています。
男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニア(脱腸)を発症する可能性があるとの研究報告もあり、私たちにとって身近な病気といえるでしょう。
今回は、「鼠径ヘルニアの具体的な症状とは?早期発見のポイント」についてご紹介します。
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は、内臓が足の付け根(鼠径部)にある筋肉の隙間から飛び出してしまう病気です。
特に男性に多く見られるこの病気は、早期に発見し治療することが重要です。
今回は、鼠径ヘルニアの具体的な症状について詳しく解説し、早期発見のポイントをお伝えします。
鼠径ヘルニアの主な症状
- 足の付け根のふくらみ: 鼠径ヘルニアの最も典型的な症状は、足の付け根にふくらみが現れることです。このふくらみは、立ち上がったり、咳をしたり、重いものを持ち上げたりしたときに目立ちやすくなります。ふくらみは、通常押すと元に戻りますが、放置すると戻らなくなることもあります。
- 違和感や痛み:鼠径ヘルニアが進行すると、ふくらみが大きくなるだけでなく、痛みや違和感を感じることがあります。特に、立ち上がったときや運動をしたときに、痛みが強くなることが多いです。また、座っているときやリラックスしているときには、痛みが和らぐことがあります。
- 腸の不快感: 鼠径ヘルニアによって、腸が鼠径部に飛び出しているため、腹部に不快感を覚えることがあります。これは、腸が正しい位置から外れてしまうことによるもので、消化不良や便秘といった症状が現れることもあります。
- 嵌頓(かんとん): 鼠径ヘルニアが進行すると、腸や内臓が鼠径部で締め付けられて元に戻らなくなる「嵌頓(かんとん)」という状態になることがあります。嵌頓は非常に危険で、腸が壊死(えし)してしまう可能性があり、緊急手術が必要です。嵌頓になると、激しい痛みや吐き気、嘔吐などが現れることがあります。
鼠径ヘルニアの症状を見逃さないために
- 定期的な自己チェック: 鼠径ヘルニアは、初期の段階では痛みがなく、ふくらみだけが現れることが多いです。定期的に足の付け根をチェックし、異変を感じたら早めに医師に相談しましょう。
- 運動時の注意: 重いものを持ち上げる作業や激しい運動を行う際は、腹圧がかかりやすいため、鼠径ヘルニアの症状が現れやすくなります。違和感を感じた場合は、無理をせず休むことが重要です。
- 医師との相談: 鼠径ヘルニアは自然に治ることはありません。早期に医師の診断を受け、適切な治療を行うことで、症状の悪化を防ぎ、健康な生活を維持することができます。
まとめ
鼠径ヘルニアは、早期に発見して治療することが重要です。
足の付け根にふくらみや痛み、違和感を感じた場合は、放置せずに医師に相談しましょう。
早期の治療によって、鼠径ヘルニアの症状が悪化する前に対処し、健康な生活を続けることができます。
定期的な自己チェックを行い、自分の体の変化に気を配ることが大切です。
この記事では、「鼠径ヘルニアの具体的な症状とは?早期発見のポイント」についてご紹介しました。
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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。
鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。
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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
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カテゴリ:鼠径ヘルニア