選べるGi外科手術プラン｜Gi外科クリニック

鼠径ヘルニアの治療について、初診から術後までの治療の流れについて説明します。

医療法人Gi 理事長　池田義博

理事長の想い

医療法人Gi　理事長　池田義博です。

我々は2015年に日本で初めて、腹腔鏡を用いた鼠径ヘルニアの日帰り手術専門クリニックとして診療を開始しました。

鼠径ヘルニアは加齢が主な原因であり、年間40～50万人が発症する身近な病気です。今後も患者数は増加すると見込まれる中で、我々は患者さんの日常生活への負担を最小限に抑える治療を提供してきました。

しかし、ある疑問が生まれました。
「患者さんの生活スタイルはそれぞれ違うのに、提供する医療が皆同じでよいのだろうか？」

これまでの医療は、病院が決めた治療の流れに沿って進めることが一般的でした。もちろん、それによって医療の標準化と均一な医療の提供が可能にはなります。
しかし患者さん、一人一人の生活スタイルに本当に合っているのか？と考えた時、それだけでは不十分だと感じました。

我々Gi外科クリニックは、開業10年の節目に新たな取り組みを始めます。
『あなたと決める　シン・日帰り手術』です。

医療側が一方的に決めた治療計画ではなく、患者さんと一緒に考え、生活スタイルに合った治療方針を選べる、新しい医療の形です。

お仕事やご家庭の状況に合わせたスケジュールで治療が受けられる
今まで以上に手術前後の不安や疑問をしっかり相談できる環境
より手厚いサービスを望まれる方への特別なコース
日帰り手術に、より一層の付加価値を待たせる医療

これらを形にし、お一人お一人に寄り添った、最適な鼠径ヘルニア治療を提供していきます。

医療は、病を治すだけでなく、人生をより豊かにするもの。

これが我々の信念です。
あなたにとってベストな治療を我々と一緒に考えていきませんか？

7,100件以上（2025.1.31現在）の日帰り手術を提供してきた我々だからこそ可能な、多様性に対応できる本当の意味での新たな日帰り手術の提供を開始します。

2025年2月
医療法人Gi
理事長　池田義博

通常のGi外科手術プラン

初診（術前検査）

初診時にしっかり問診、診察を行い、日帰り手術ができるかどうかを判断します。手術が可能な場合は必要な術前検査（採血・レントゲン検査・超音波検査・心電図など）を行います。この段階で、手術日を仮押さえします。初診の診療の流れは下記の通りです。

検査結果説明＆インフォームドコンセント

初診時の診察と検査結果をもとに診断し、治療方針を選びます。

手術の説明を行い、ご本人の意思で同意されましたら、同意書を作成し手術日を最終決定します。その後、スタッフが手術当日までの生活や、手術日の流れ、術後の注意点などをしっかり説明させていただきます。

手術

鼠径ヘルニアの手術は平均約１時間で終わります。手術直後より意識は戻っていますが、安全のためベッドに寝たまま回復室に移動します。

術後診察

退院当日はシャワー浴程度、その後は普通に入浴可能です。お臍(へそ)の傷には防水シートを貼っていますので心配はありません。

食事、トイレは通常通り可能です。

個人差はありますが、手術翌日あるいは翌々日から職場や学校に復帰できます。(術後経過には個人差もあり、社会復帰の時期が遅れることもあります。)

術後は、患部の状態を確認したり、反対側（手術と逆側）に発症していないか等を外来でチェックします。
鼠径ヘルニアの日帰り手術は、一般的な治療と比較して受診の回数が少ない分、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係をしっかりと築くことを重視しています。

問診の内容を参考に、医師が診察させていただきます。患部が見えるように衣服をずらしていただき、立った状態での患部を診ます。
※服を脱ぐ必要はありません。
※女性の方には、必ず女性スタッフが立ち会い、サポートいたします。
患部の状態を確認するため、医師が軽く手で抑えますので、痛い場合は遠慮なくおっしゃってください。