鼠径ヘルニア(脱腸)の手術後の運動について

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この記事では、Gi外科クリニックを受診した患者さんからのご質問、ホームページやインターネット上でいただいた鼠径ヘルニアに関するご質問についてお答えをさせていただきます。

今回のテーマは、「鼠径ヘルニア(脱腸)の手術後の運動について」です。

鼠径ヘルニア(脱腸)の手術後の運動について

ご質問

来週、鼠径ヘルニアの手術をします。

人体に害のない網目状の人工補強物を使用する方法(メッシュプラグ法)だそうで、 手術の翌日には退院になるそうです。
そこまではいいのですが、 術後どのくらいで普通に激しく運動が出来るんでしょうか。

今現在スポーツジムでテニス・エアロビクス・ZUMBAなどやっておりますが、 術後1か月で復帰できるものですか。手術する心配よりそっちの方が気になっています。

ご回答

メッシュを使用しない術式が基本だった頃は、術後安静が絶対でしたが、メッシュを使用する現在の術式になってからは、日常生活であればその日から可能です。

当院では全例日帰り手術を提供し、その日から日常生活に復帰していただいています。
ただし、使用したメッシュが組織としっかり馴染むのにしばらく時間がかかると言われています。

目安は術後2週間程度と言われることが多いと思います。
当院でも術後2週間はゴルフや筋トレ等の運動は控えてもらっています。

ご質問者様が術後1か月での復帰を考えていらっしゃるのであれば、可能だと思います。

簡単ではありますが、以上ご参考になれば幸いです。

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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小児の鼠径ヘルニアの再発について

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この記事では、Gi外科クリニックを受診した患者さんからのご質問、ホームページやインターネット上でいただいた鼠径ヘルニアに関するご質問についてお答えをさせていただきます。

今回のテーマは、「小児の鼠径ヘルニアの再発について」です。

小児の鼠径ヘルニアの再発について

ご質問

鼠径ヘルニア(脱腸)に赤ちゃんの時に左側がなり、小学6年生の時に右側がなりました。

小学生の時の記憶しかありませんが(現在21歳)で同じ所に同じ大きさのものが、便をする時に踏ん張ったら出ます。痛くはないです。

踏ん張るのを辞めたら引っ込むのですが、これはまた手術になりますか?同じところに同じものが出ることはありますか?

ご回答

鼠径ヘルニア(脱腸)は、小児期と成人になってから(主に中高年の方)に多い病気です。

病名は同じですが、発症機序(原因)は少し違ってます。 小児期の鼠径ヘルニアは先天性(生まれつき)の場合が多く、成人の場合は腹壁(お腹の壁・筋肉)が弱くなることが原因の場合が多い病気です。

そのため、小児期に治療をしても成人になってから再び鼠径ヘルニアになることは十分考えられます。
また、幼児の鼠径ヘルニアは自然に治癒することもありますが、成人になってからの鼠径ヘルニアは手術でしか根治できません。 放置しておくと嵌頓(かんとん)という命に係わる状態に陥ることがある病気です。

是非早めに医療機関を受診していただければと思います。

簡単ではありますが、以上ご参考になれば幸いです。

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鼠径ヘルニアの初期症状とは|足のつけ根のふくらみ、痛みなど特集!

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男性の3人に1人がかかるとされる病気「鼠径ヘルニア」。

一般的に「脱腸」とも呼ばれる病気で、男性にとっては身近な病気です。

では、その鼠径ヘルニアですが初期症状にはどのような症状があるのでしょうか?

そこで、この記事では「鼠径ヘルニアの初期症状」を特集します。

鼠径ヘルニアの初期症状

鼠径ヘルニアの初期症状は、鼠径部に出るポコッとした膨らみ。




立ち上がったときや、重たいものを持ち上げたときに太ももの付け根からピンポン球のような小さくて柔らかいものが出ることがあります。

位置としては、太ももの内側の部分が膨らみます。膨らんだ部分の中身は、大部分が腸です。




鼠径ヘルニアの初期症状としては、この膨らみにより違和感を感じる患者さんが多いです。ただし、この初期症状の段階では痛みを伴わないことも少なくありません。

この膨らみですが、はじめのうちは横になって手で押すと正常な状態に戻ることが多く、そのため不安を感じながらも放置している患者さんが少なくありません。姿勢などにより症状が変化する点は、そけいヘルニアの症状の特徴の一つと言えます。

膨らみの大きさは人それぞれで、ピンポン球や鶏卵くらいに感じることもあります。

放置すると危険な鼠径ヘルニアの症状

鼠径ヘルニアの初期症状である太ももの膨らみですが、そのまま放置すると、手で押しても引っ込まなくなり、やがて痛みを伴うようになります。

さらに病態が進行すると、鼠径部に飛び出た腸が筋肉でしめつけられ戻らなくなる状態である「嵌頓(かんとん)」の発症の危険性が高まります。この嵌頓は、腸閉塞や腹膜炎などを起こしやすく、非常に危険な状態です。

ここまでくると緊急手術が必要になり、対応が遅れると命に危険が及びます。




鼠径ヘルニアの症状がある場合は早期治療が重要

このような危険な状態である「嵌頓」にならないためにも、早期の段階で鼠径ヘルニアの病気に気づき、医療機関を受診して治療することが重要です。

なお、次のような症状がある方は鼠径ヘルニアが疑われます。

【鼠径(そけい)ヘルニア チェックシート】

  • 足の付け根に柔らかいふくらみが出てくる(男性の場合は陰のうに症状が出る場合も)
  • 手で押し込んだり、横になると消えてしまう
  • なんとなく下腹部に違和感や不快感がある
  • 下腹部にときどき刺し込むような痛みがある
  • お腹が張っているような感じがする

この症状がすべて鼠径ヘルニアとは断定できませんが、チェックが多く付けば付くほど、鼠径ヘルニアの可能性は高くなります。

チェックシートの症状に思い当たる方は、早めに専門の医療機関の受診をおすすめします。

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鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

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炭水化物ってなに?糖質とどう違うの?

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こんにちは、管理栄養士の尾上です。

よく誤解されやすいのが炭水化物と糖質について。
炭水化物、糖質はカラダのエネルギー源であることはよく知られていますが、厳密には違いがあります。

今回は「炭水化物」について解説していきたいと思います。

炭水化物はカラダのエネルギー源

炭水化物はごはん、パン、麺などの主食や、砂糖、甘いお菓子等に多く含まれていて、わたしたちのカラダのエネルギー源になる栄養素です。

脂質やタンパク質に比べて消化・吸収が速く、すぐにエネルギー源になってくれます。

過剰に摂りすぎてしまうと皮下脂肪や内臓脂肪としてカラダに蓄積されてしまうので注意が必要です。

炭水化物とは糖質と食物繊維のこと

よく誤解されやすいのですが、炭水化物とは、糖質と食物繊維の総称のこと。

つまり、糖質と食物繊維、併せて炭水化物と表記されることがあります。

エネルギー源として利用されているのが糖質で、消化されにくい成分を食物繊維と言います。

炭水化物は1gあたり4kcalありますが、そのほとんどは糖質のカロリーで、食物繊維にはほとんどカロリーがありません。

食物繊維に整腸作用があることはよく知られていると思いますが、消化されにくく、排便を促進する働きや、腸内を活発にする働きなどがあります。

炭水化物の適正な量

炭水化物は1日にどれくらいの量を摂ればいいでしょう。

1日に必要なエネルギーの50~60%を摂るのが良いとされています。
1日に必要なエネルギーの求め方は前記事でも紹介しているのでチェックしてみてください!

炭水化物の1日の摂取推奨量

例)1日2000kcal必要な人
2000(kcal)×0.5~0.6=1000~1200(kcal)

まとめ

炭水化物抜き等のダイエットが流行っていますが、極端な食事制限は栄養が偏るリスクがあります。
どの栄養素も自身の適正量を把握して、バランスの良い食生活を心がけましょう!

今回は「炭水化物」について解説しました。

脂質は悪?適正な量について

管理栄養士ブログのタイトル


こんにちは、管理栄養士の尾上です。

脂質はエネルギーが高く、健康への影響から避けられがちな栄養素だと思います。
脂質は油っこい、健康に悪いというイメージをもたれがち。
ですが、カラダに不必要な栄養素はなく、適正な量を知ることが大切です。

今回は「脂質」について解説していきたいと思います。

脂質とは

脂質とは、3大栄養素のひとつであり、わたしたちが生きていくうえで特に重要な栄養素です。

脂質はわたしたちのカラダのエネルギーとなったり、カラダの構成成分としても働きます。

また、脂質は1gあたり9kcalあり、3大栄養素の中でも高いエネルギーです。

脂質の主なはたらき

・エネルギー源となる
・カラダの構成成分となる
・ホルモンの材料となる
・脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収を助ける

脂質の適正な量

脂質は1日にどのくらいの量を摂ればいいでしょう。

1日に必要なエネルギーの20~25%を摂るのが良いとされています。
1日に必要なエネルギーの求め方は前記事でも紹介しているのでチェックしてみてください!

脂質の1日の摂取推奨量

例)1日2000kcal必要な人
2000(kcal)×0.2~0.25=40~50(g)

おおむね50g程度と覚えておくといいでしょう。

脂質が多く含まれる食べ物

お肉やお魚などに含まれている脂質は良質な油です。

また、ナッツなどに含まれてる植物性の脂質も併せてとりたいところです。




生クリームなどの甘いお菓子などの脂質は摂りすぎないようにしましょう。

まとめ

過剰症が心配される栄養素も、適正な量を把握すればカラダにとっては必要な栄養素です。
過不足なく、バランスのいい食事を心がけましょう!

今回は「脂質」について解説しました。

鼠径ヘルニアの手術とは?日帰り手術・腹腔鏡手術・費用・術後の流れ

鼠径ヘルニア手術を行う医師と看護師


鼠径ヘルニアは自然に治る病気ではなく、根本的な治療には手術が必要です。一方で、現在では日帰りで行える手術もあり、入院せずに治療できるケースもあります。

このページでは、鼠径ヘルニアの手術方法、日帰り手術の流れ、費用、痛み、術後の仕事復帰の目安について、鼠径ヘルニアの日帰り手術を行うGi外科クリニックがわかりやすく解説します。

このページでわかること

・鼠径ヘルニアの手術が必要な理由
・日帰り手術の流れ
・腹腔鏡手術と切開手術の違い
・手術費用の目安
・術後の痛みや仕事復帰の目安
・受診や相談のタイミング

鼠径ヘルニアの日帰り手術にかかる費用について詳しく知りたい方は、手術費用のページもご確認ください。


鼠径ヘルニアの手術

鼠径ヘルニアの手術は、鼠径部に腹膜を通じて脱出した腸をお腹の正常な場所に戻し、再発を防ぐための処置を行う手術です。

鼠径ヘルニアの手術では、鼠径部の脱出した腸をお腹に戻した後、医療用のメッシュで脱出口(腸が脱出する原因となる筋肉のすき間)を覆います。




医療用のメッシュは長年手術で使用実績があり安全性が確立されたポリプロピレンという材質でできています。
この鼠径ヘルニアの手術ですが、手術の方法(術式)は2つの方法に分けられます。

  • 鼠径部切開法:昔ながらの方法で5〜6cm切開
  • 腹腔鏡手術:小さな穴で治療し、体への負担が少ない

近年は「腹腔鏡手術+メッシュ補強」が主流で、当院ではお腹に入らない日帰り手術(SILS-TEP法)を採用しています。

参照元:Inguinal hernia repair

お腹に入らない日帰り手術(SILS-TEP法)について

お腹に入らない日帰り手術(SILS-TEP法(Single Incision Laparoscopic Surgery-Total Extraperitoneal))は、鼠径ヘルニアの治療法の一つで、特に日帰り手術に適しています。
この方法では、腹腔鏡を用いて腹部に一つの小さな切開を行い、鼠径ヘルニアを修復します。
最大の利点は、従来の手術に比べて侵襲が少ないこと、術後の回復が早いこと、そして痛みが少ないことです。




お腹に入らない日帰り手術(SILS-TEP法(Single Incision Laparoscopic Surgery-Total Extraperitoneal))は、特に身体への負担を最小限に抑えたい患者さんや、早期に日常生活に戻りたい患者さんに適しています。

まとめ

鼠径ヘルニアの手術を検討している場合は、経験豊富な外科医と相談し、個々の状況に最適な治療法を選択することが重要です。

この記事では、「鼠径ヘルニアの腹腔鏡での手術をわかりやすく解説!」についてご紹介しました。

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※この記事は「鼠径ヘルニア 手術」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。

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鼠径ヘルニア術後の筋トレは?運動の注意点を解説!

患者様に説明する医師のイメージ画像


「鼠径ヘルニアの手術後において、筋トレをしてもよいの?」

「鼠径ヘルニアの手術後は、いつから運動を始めてよいの?」

鼠径ヘルニアの手術を受けて、このように疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では「鼠径ヘルニアの手術後の筋トレなどの運動」について特集します。

鼠径ヘルニアとは


鼠径ヘルニアとは一般的に「脱腸」と呼ばれ、本来はお腹の中にある腸の一部が太ももの付け根の部分「鼠径部」から飛び出てくる病気です。

鼠径ヘルニアの症状としては、太ももの付け根の部分「鼠径部(そけいぶ)」にポッコリとしたふくらみが出ること、鼠径部に痛みを感じることなどがあげられます。

そのような鼠径ヘルニアの原因ですが、加齢とともに鼠径部の筋肉が弱くなり、鼠径部にある管「鼠径管」に隙間ができ、その隙間から腹膜が風船のように飛び出すことがあげられます。

この風船のように飛び出した腹膜の中を腸が出入りするのが鼠径ヘルニアという病気です。

参照元:Inguinal Hernia(National Institutes of Health)

鼠経ヘルニアの手術


鼠径ヘルニアの手術では、一般的に人工補強材を使用して手術が行われます。

この人工補強材とは、やわらかいメッシュ状のシートのことをさし、鼠径部のヘルニアの出口をふさぐ目的で使用されます。

人口補強材を用いて行われる鼠径ヘルニアの手術ですが、術式としては皮膚を切開して治療する鼠径部切開法と、腹腔鏡(内視鏡)をお腹の中に挿入して治療を行う腹腔鏡法などがあります。

また治療期間も、従来の入院して手術を行う治療、日帰り手術での治療と複数の選択肢が存在します。

参照元:Inguinal hernia repair

鼠径ヘルニアの手術後の筋トレなどの運動

鼠径ヘルニアの手術後の運動ですが、痛みが生じない場合は散歩などの軽い運動であれば手術後翌日から行って問題ないとされています。

ただし筋トレやスポーツといったお腹に強く力が入る運動は、手術後2週間~3週間以降とされるのが一般的です。

鼠経ヘルニアは、お腹に力が入る運動や動作を行っているとなりやすい病気です。例えば重い荷物を持つことが多い宅配ドライバーや大工、またアスリートも鼠経ヘルニアになりやすいとされています。

このような背景から鼠径ヘルニアの手術後の筋トレなど激しい運動については、主治医にしっかりと相談したうえで手術から2週間~3週間以降に再開するのがよいでしょう。

なお鼠径ヘルニアの治療後に筋トレをして、対側(反対側の足)の鼠径ヘルニアの発症を防ごうと考える患者さんもおられますが、鼠径ヘルニアは筋肉を鍛えれば予防できるというわけではありません。

その点も「手術後の筋トレ」をテーマに考えるのであれば、把握しておきたい情報です。

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この記事を監修した人


日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博

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鼠径ヘルニア(脱腸)を自分で治す方法はある?わかりやすく解説!

医師が患者様に説明する様子


成人男性に多い病気「鼠径ヘルニア」。

医学雑誌の研究発表では、成人男性の3人に1人は鼠径ヘルニアにかかるともいわれています。

では、この鼠経ヘルニアですが自分で治すことはできるのでしょうか?

この記事では「鼠経ヘルニアを自分で治す方法はある?」をテーマに、鼠径ヘルニアという病気や治療方法などについてご紹介します。

鼠経ヘルニア(脱腸)を自分で治す方法はある?


この記事のテーマである「鼠経ヘルニアを自分で治す方法があるかどうか」ですが、残念ながら医学的には鼠径ヘルニア(脱腸)を自分で治す方法はありません。

これが専門医(医師)による見解で、鼠径ヘルニアの治療は外科的処置の手術による治療が唯一の治療法です。

ヘルニアバンドなど外から皮膚を圧迫して脱腸を防ぐ道具や鼠径ヘルニアに効くという体操もありますが、これらは一時的に鼠径ヘルニアの症状を抑えるもので対症療法でしかありません。

再度になりますが、鼠径ヘルニアの治療は外科的処置の手術のみです。

鼠径ヘルニアは唯一の治療法が「手術」ということや、初期症状では痛みが少なく日常生活に支障をきたさないことなどから放置されがちな病気です。ただし放置を続けると患部の痛みは強くなる傾向にありますし、腸が詰まり腹膜炎を起こす可能性さえあります。

鼠径ヘルニアの症状がある方や鼠径ヘルニアと診断された方は、「自分で治す方法を探す」というのではなく、専門医を受診して早期に治療されることをおすすめします。


鼠径ヘルニア(脱腸)とは

鼠径ヘルニアとは一般的に「脱腸」と呼ばれ、本来はお腹の中にある腸の一部が太ももの付け根の部分「鼠径部」から飛び出てくる病気です。

この鼠径ヘルニアは小児から高齢者まで幅広く発症する病気です。小児の場合は先天的な要因がほとんどですが、成人の場合は加齢による筋肉の衰えが主な原因で40歳以上の男性で多く発症し、女性よりも男性に多い病気です。

成人の場合の加齢による筋肉の衰えについてですが、鼠径ヘルニアが発症する太もものつけ根「鼠径部」には鼠径管という管があります。

鼠径管には男性では精索が,女性では子宮円索などが通っていますが、この鼠径管の周辺の筋肉が加齢によって衰え、筋膜が弱ると鼠径管が開きやすくなってしまいます。

鼠径ヘルニアは、この開きやすくなった鼠径管に腸が入り込むことで起こります。これが鼠径ヘルニアの原因です。

参照元:Inguinal Hernia(National Institutes of Health)




この鼠径ヘルニアですが、冒頭お伝えしたように成人男性の3人に1人は一生涯で一度発症する可能性があるとの研究報告が発表されています。鼠経ヘルニアは男性にとって身近な病気です。

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鼠径ヘルニアの手術後の注意点をわかりやすく解説!

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「鼠径ヘルニアの手術後において、どのような点に気をつけて生活すればよいの?」

「鼠径ヘルニアの手術後、すぐに運動をしてもよいの?」

このように鼠径ヘルニアの手術を受けて、手術後の生活において気になることも多いかと思います。

そこで、この記事では「鼠径ヘルニアの手術後の注意点」について特集します。

鼠径ヘルニアの手術


まず鼠径ヘルニアの手術について取り上げます。

鼠径ヘルニアの手術では、一般的に人工補強材を使用して手術が行われます。この人工補強材とは、やわらかいメッシュ状のシートのことをさし、鼠径部のヘルニアの出口をふさぐ目的で使用されます。当然ながら、メッシュは身体への安全性が確認された素材です。

人口補強材を用いて行われる鼠径ヘルニアの手術ですが、術式としては皮膚を切開して治療する鼠径部切開法と、腹腔鏡(内視鏡)をお腹の中に挿入して治療を行う腹腔鏡法などがあります。

また治療期間も、従来の入院して手術を行う治療、日帰り手術での治療と複数の選択肢が存在します。

参照元:Open inguinal hernia repair (male)

鼠径ヘルニアの手術後の注意点

ここからは本題の「鼠径ヘルニアの手術後の注意点」についてご紹介していきます。

鼠径ヘルニアの手術後の麻酔

鼠径ヘルニアの手術後は、麻酔が覚めるにしたがって体がだるくなってきます。また麻酔の影響で頭痛・吐き気などの症状が出る患者さんもあります。麻酔にともなう症状は、時間とともになくなっていきますが、不安な点があれば担当の医師に相談しましょう。

鼠径ヘルニアの手術後の痛み

鼠径ヘルニアの手術後は、お腹に力を入れた時(立ち上がりなど)に痛みが生じる場合があります。患者さんによって個人差がありますが、痛みが生じる場合は担当の医師より処方される痛み止めのお薬を飲みましょう。

鼠径ヘルニアの手術後の痛みは、日ごとに症状が軽くなっていきます。

鼠径ヘルニアの手術後の傷の処置

鼠径ヘルニアの手術でできた傷の処置ですが、担当医の医師の指導にもとづき、できるだけ清潔に保つようにしましょう。

鼠径ヘルニアの手術後の仕事復帰

鼠径ヘルニアの手術後の仕事復帰は担当の医師に相談して判断しましょう。

一般的には、日帰り手術ではデスクワークの仕事なら手術後2~3日後から、力仕事をともなう仕事は手術後2週間後が多いとされています。

鼠径ヘルニアの手術後の運動

鼠径ヘルニアの手術後の運動ですが、痛みが生じない場合は散歩などの軽い運動であれば手術後翌日から行って問題ないとされています。

ただしスポーツやトレーニングといったお腹に強く力が入る運動は、手術後2週間以降とされるのが一般的です。

こちらも仕事復帰と同様に担当の医師に相談の上で行うようにしていきましょう。

鼠径ヘルニアの手術後の生活

その他、鼠径ヘルニアの手術後の生活における注意点ですが、手術後の日常生活では便通を整えるようにしましょう。便秘は手術後の傷に悪影響を及ぼします。

また入浴やアルコールの摂取については担当の医師の指示に従い、適切な時期に再開するようにしてください。

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日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博

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鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」では、岡山院(岡山市)、京都院(京都市四条烏丸)、阪神院(西宮市西宮北口)で中四国、関西を中心に鼠径ヘルニアの患者さんを治療しています。

鼠径ヘルニアという病気は、放置しておくと時に命に危険が及ぶ「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があります。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。

鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に当院を受診ください。

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また受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

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鼠径ヘルニア(脱腸)は日帰りで治療できる?

暮らしをとめない。入院せずに行う手術という選択肢


医師のイメージ画像


「まだ大丈夫かな」と思いながら、
そのままにしていませんか?

鼠径部の違和感やふくらみ。
出たり戻ったりするし、
痛みもそこまで強くない。

だから、
「今すぐじゃなくてもいいか」
「忙しいし、もう少し様子を見よう」

そう思って、
後回しになっている方は少なくありません。

実際に、当院のアンケートでも

・痛みがないから様子を見ていた
・忙しくて受診できなかった
・なんとなく先延ばしにしていた

という声が多く見られました。

ただ、その一方で――

手術を終えた方の多くが、こう話されます。

「もう気にしなくていいんだと思いました」

このページでは、
「すぐに手術を決めるため」ではなく、

今の状態をどう考えればいいのか

その判断材料として、
日帰り手術という選択肢をお伝えします。

※手術を前提とした内容ではありません
※無理に結論を出す必要はありません


日帰り手術とは

日帰り手術とは、
手術当日に来院し、手術を受け、その日のうちに帰宅する治療方法です。

近年は、麻酔や手術技術の進歩により、
鼠径ヘルニアも日帰りで対応できるケースが増えてきています。

なぜ今、日帰りという選択肢があるのか

これまで、鼠径ヘルニアの手術は
「入院するもの」というイメージが一般的でした。

しかし現在は、
・腹腔鏡手術の普及
・麻酔技術の向上
・医療体制の整備
により、

・生活を大きく変えずに治療を行うことが可能になってきています

鼠径ヘルニアの日帰り手術のメリット

日帰り手術には、さまざまなメリットがありますが、
多くの方が感じているのは、次のような点です。

日常の延長で治療ができる

入院の準備や長期のスケジュール調整が不要で、
日常生活の中で治療を受けることができます。

家族への負担が少ない

付き添いや入院準備などが最小限で済むため、
ご家族への負担も軽くなります。

費用面の負担が抑えられることもある

入院費がかからない分、
医療費の総額が抑えられるケースもあります。

身体的な負担が比較的少ない

手術方法によっては、
翌日から日常生活に戻られる方もいらっしゃいます。

ただし、すべての方が対象ではありません

症状の状態や全身状態によっては、
入院での治療が適している場合もあります。

そのため、
・まずは現在の状態を正しく知ることが大切です

一番お伝えしたいこと

鼠径ヘルニアは、
痛みが軽い
日常生活に大きな支障がない
という理由で、
後回しにされることが多い病気です。

しかし実際には、

「ずっと気になっていた」
「なんとなく不安だった」

という状態が続いている方がほとんどです。

そして、治療を終えたあとに多くの方が感じるのは

「もっと早く知っていればよかった」ではなく

「もう気にしなくていいんだ」という安心感です

手術をするかどうかではなく

大切なのは、
・今の状態をどう考えるかです。

日帰り手術という選択肢を知ることで、
これからの判断がしやすくなる方もいらっしゃいます。

最後に

・気にし続ける毎日を、このまま続けるのか
・ それとも、気にしなくていい状態にするのか

その判断のために、
一度状態を確認してみるという選択もあります。

※ご相談のみも可能です
※手術を前提とした受診ではありません
※無理に治療をすすめることはありません

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鼠径部にしこり?それ脱腸(鼠径ヘルニア)かもしれません|押すと痛い原因と受診の目安を専門医が解説

鼠径部(股のつけ根)にしこりがある。
押すと少し痛い気がする。

「リンパ?腫瘍?がん?」

不安になりますよね。

実は、鼠径部のしこりで最も多い原因のひとつが
【脱腸(鼠径ヘルニア)】です。

この記事では、
鼠径部のしこりの主な原因
・脱腸との見分け方
・様子見でよいケース
・受診した方がよいサイン

を、専門医の視点でわかりやすく解説します。

鼠径部のしこりで多い原因はこの3つ


① 鼠径ヘルニア(脱腸)

お腹の中の腸が、
筋肉のすき間から外に出てくる病気です。

特徴は:

・立つと膨らむ
・横になると引っ込む
・咳や力みで大きくなる
・押すと戻ることがある

中高年男性に多く、
3人に1人が一生のうちに発症するとも言われます。

② リンパ節の腫れ

・触ると固い
・動きにくい
・引っ込まない

風邪や炎症後に出ることがある
多くは自然に小さくなります。

③ 脂肪腫

・やわらかい
・痛みがない
・ゆっくり大きくなる

緊急性は低いことが多いです。




脱腸(鼠径ヘルニア)の見分け方

以下に当てはまる場合、
鼠径ヘルニア(脱腸)の可能性が高いです。

☑ 立っていると膨らむ
☑ 横になると引っ込む
☑ 咳でポコっと出る
☑ 夕方に大きくなる

逆に

・ずっと同じ大きさ
・押しても戻らない
・赤く腫れている

場合は別の原因の可能性があります。

様子見でよい?危険?

ここが一番大事です。
脱腸は、
初期は痛みがほとんどありません。

だから

「まだ大丈夫かな」と
数年放置する方が多い病気です。

しかし、

・押しても戻らなくなる
・強い痛みが出る
・吐き気や腹痛が出る

これを【嵌頓(かんとん)】といい、
緊急手術が必要になることもあります。

受診の目安

次のどれかに当てはまれば、
一度医療機関で確認することをおすすめします。

✔ しこりが大きくなってきた
✔ 痛みや違和感が増えてきた
✔ 生活に支障が出始めた
✔ 不安が続いている

早めに確認することで、
安心できます。

脱腸は自然に治る?

結論から言うと、

自然に治ることはありません。

体の構造と加齢が原因で起こるため、
根本的な治療は手術になります。

ただし、

現在は
・日帰り手術
・傷が小さい
・お腹の中に入らない手術方法

など、身体への負担が少ない手術治療の選択肢もあります。

Gi外科クリニックの考え方

私たちは、
「すぐ手術しましょう」とは言いません。

まずは、

・本当に鼠径ヘルニア(脱腸)か
・今どの段階か
・いつ治療を考えるべきか

を整理することが大切だと考えています。

あなたはどの状態ですか?

???? しこりはあるが痛みはほぼない
状態確認ページへ

???? 大きくなってきている
手術解説ページへ

???? 痛みが強い・戻らない
→ 受診案内へ

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鼠径ヘルニアになりやすい人とは?|年齢・体型・職業などから解説!【専門医監修】


結論からお伝えします!
鼠径(そけい)ヘルニアは、加齢や腹圧(お腹にかかる力)によって発症しやすくなる病気です。
特に「中高年の男性」や「力仕事をする人」、「便秘や咳が続く人」などは注意が必要です。

今回のテーマは「鼠径ヘルニアになりやすい人とは?|年齢・体型・職業などから解説!【専門医監修】」です。

鼠径ヘルニアとは?


鼠径ヘルニアとは、足のつけ根(鼠径部)から腸などのお腹の中の臓器が飛び出してくる病気です。
別名、「脱腸」とも呼ばれています。
ふくらみが出たり引っ込んだりし、自然に治ることはなく、治療には手術が必要です。

参照元:Inguinal Hernia(National Institutes of Health)

鼠径ヘルニアになりやすい人の傾向|具体的な事例でわかるリスク因子

当院でよく見られる「鼠径ヘルニアになりやすい人」の傾向を、具体例とともにまとめてみました。


なぜ加齢が最も大きな原因なのか?


人間は二足歩行により、内臓の重さがすべて下腹部にかかる構造になっています。
年齢とともに腹壁(お腹の筋肉や膜)がゆるみ、圧力に耐えきれなくなった部分から腸が飛び出してしまうのです。

鼠径ヘルニアの予防はできる?

残念ながら、鼠径ヘルニアを完全に予防する方法はありません。
ですが、以下のような日常の工夫で、発症リスクを軽減することは可能です。

  • 便秘を改善する(食物繊維・水分の摂取、適度な運動)
  • 咳が続くときは早めに治療を受ける
  • 過度な肥満や急激な減量を避ける
  • 重いものを持ち上げるときは正しい姿勢で
  • 腹部の筋力を維持する運動を取り入れる

鼠径ヘルニアかも?と思ったときの症状チェック

以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

参照元:Inguinal hernia – Symptoms & causes – Mayo Clinic

  • 足(太もも)のつけ根にふくらみがある
  • 立つとふくらみが出て、寝ると引っ込む
  • 押すと「グッ」と戻るような感覚がある
  • 徐々に痛みや違和感が強くなってきている
  • 年齢が50歳以上である

まとめ

気になる症状が出ている場合は、なるべく早く専門医の受診をおすすめします。

今回は「鼠径ヘルニアになりやすい人とは?|年齢・体型・職業などから解説!【専門医監修】」について解説しました。

鼠径ヘルニアに関する無料相談受付中!


気になる症状がある方は、お気軽にGi外科クリニックまでご相談ください。
専門の外科医が丁寧に対応いたします。

※この記事は「鼠径ヘルニア なりやすい人」のキーワードでの検索ニーズに応えるため、医師監修のもと作成しています。

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この記事を監修した人


日本外科学会専門医/日本外科学会指導医/日本消化器外科学会認定医/日本ヘルニア学会鼠径部ヘルニア習得医
年間1000人以上の鼠径ヘルニア手術を担当および監修。安全で体へのダメージや再発が非常に少ない術式〈単孔式腹腔鏡下鼠径(そけい)ヘルニア根治術(SILS-TEP法)〉を行う日本有数のドクター。
外科医向けの鼠径ヘルニア手術の教科書を多数執筆する他、主な著書に『1日で治せる 鼠径ヘルニア読本』 合同出版/2024年2月刊/『ヘルニアの外科』(共著) 南江堂/2024年10月刊などがある。

Gi外科クリニック理事長・医師 池田 義博

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