日帰り手術について

ds_img2
「手術=大きい病院で数日入院」。今まではそういうイメージを持たれている方が多いと思います。しかし近年、手術や麻酔方法、医薬・医療機器の目覚ましい進歩により、当日に来院し、手術を受け、その日に帰宅できる文字通り「日帰り」の手術が可能になってきました。
もちろん、すべての患者さんが日帰り手術の対象になるとは限りませんが、アメリカではすべての手術の約7割が日帰りで行われています。

日帰り手術当日の流れ

日帰り手術当日、当院に来てからお帰りまでの動画をご用意しました。ご参考にしてください。
(初診から手術までの来院スケジュールは、別途このページの下の方にございます。)
※以前作成した動画のため、以下のような細かい変更点がございます。
●食事はこちらでご用意します。飲物のみ持参してください。
●スケジュール変更により、手術開始は午前8時の場合がございます。
●術後の経過観察の受診は、1週間後、1ヶ月後、半年後、1年後となります。

メリットは何でしょう?

日常生活のリズムの中で手術を受けられます
手術日が決められているので、入院待ちがなく、日常生活の計画が立てやすくなります。拘束時間を大幅に短縮できます。

入院のわずらわしさがありません
入院に備えて、様々な段取りをする、 必要物品を準備するなどのわずらわしさがありません。付き添い、洗濯物といったご家族の負担も最小限で済みます。

医療費が安くなります
医療費の多くを占める入院費が必要ありません。そのため約2~5割医療費の削減が可能です。

身体への負担が少なくなります
手術・麻酔方法の進歩により身体への負担軽く、患者さんにやさしい手術が可能になってきました。状態によりますが、手術によっては翌日から職場復帰、通学・家事なども可能になります。

精神的負担が少なくなります
入院に際し必要であった仕事や家事の段取りを整える、子供の世話を誰かに頼む等の煩わしさがありません。また家族と離れる期間がありませんので、精神的な負担が少なくてすみます。
手術はもちろん安全第一ですので、必ずしも患者さん全員が日帰り手術の対象になるとは限りません、症例によっては短期入院手術(1泊)となる場合もございます。その場合は当院が責任を持って近くの関連病院をご紹介させていただきます。

○日帰り手術のメリットが大きいと思われる方

・仕事が忙しく休みが取りづらい方
・育児・介護が忙しくなかなか家を空けられない方
・自営業の方
・ご家族に負担をかけられない方
・普段通りの生活の中で治療したい方
・周囲の方に入院を知られたくない方

×日帰り手術の対象になりにくい方

・持病に重度の糖尿病・心臓病等がある方
※加療中であり安定している方の場合は、術前検査の結果次第で日帰り手術も可能です。

・入院加療を希望される方
※連携病院がありますのでご相談の上、手術可能です。

日帰り手術の流れ(初診〜術後まで)

当院の提供する日帰り手術は、保険適応の腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術です。しかし、まだまだ浸透していない医療です。日帰り手術のメリットをしっかりお伝えし、安心して治療を受けて頂けるよう我々スタッフがしっかりサポートします。「Giで治療して良かった」と思っていただけるよう精一杯お手伝いをいたします。
そのために、まずは当院の日帰り手術を詳しくご説明します。受診の回数が少ない分、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係をしっかりと築くことを重視します。不安な点、ご質問はどの段階でもお気軽にお申し出ください。

1. 初診:月~土曜日(木曜休診日)午後2時から6時

初診時にしっかり問診、診察を行い、日帰り手術ができるかどうか判断します。
手術が可能な場合は必要な術前検査(採血・レントゲン検査・超音波検査・心電図など)を行います。この段階で、手術日を仮押さえします。

※他院でお薬での治療を受けている場合、一時的に薬をやめる必要がある場合があります。(血液がサラサラになる薬等)。初診時にお薬手帳か、現在のんでいるお薬が分かるものを必ずご持参ください。

2. 2回目受診:月~土曜日(木曜休診日)午後2時から6時

初診時の診察と検査結果をもとに診断し、治療方針を選びます。手術の説明を行い、ご本人の意思で同意されましたら、同意書を作成し手術日を最終決定します。
その後、スタッフが手術当日までの生活や、手術日の流れ、術後の注意点などをしっかり説明させていただきます。

※日帰り手術のパンフレットを差し上げます。帰宅後に日帰り手術の1日の流れを再度ご確認ください。
※手術日は、いつでも電話で変更することが可能です。その場合はなるべくお早めにご連絡ください。

3. 手術までの期間

手術前日まで、食事は普通にとってかまいません。お酒は控え目にしてください。特にタバコは術中・術後の状態に悪影響を与えますので、手術日決定以降は必ず禁煙してください。

4. 手術当日

起床時より絶食です。飲水(お茶、お水)は少量であれば手術3時間前までは可能です。
来院はご自身の運転でもかまいませんが、術後帰宅時にご自身での運転は出来ません。そのため、公共交通機関のご利用か、出来ればご家族の方の付添をお願いします。
来院後、手術着に着替えて頂き、スタッフが手術室にご案内します。麻酔は手術室で行いますので手術室には歩いて入室します。
手術は平均約1時間で終わります。手術直後より意識は戻っていますが、安全のためベッドに寝たまま回復室に移動します。
術後、十分に麻酔から覚めた時点で飲水を確認します。以後、飲水や軽いお食事を摂って頂けます。
この段階で、ほとんどの方が自力で歩行できますので、ご自身でトイレに行くことが可能です。痛みのある方は痛み止めを適切に使用し、痛みをコントロールします。
院長が診察し、手術結果もご説明します。当院では12項目の帰宅基準を定めています。この基準をクリアすれば退院となります。
術後の痛みは内服の鎮痛剤や坐薬で十分にコントロールできます。ご帰宅後も24時間医師と連絡が取れる体制にしていますのでご安心ください。

※手術当日の朝に体調が悪いときは遠慮なく電話でご連絡ください。状態に応じて手術日を延期します。

5. 手術翌日

院長から電話で経過を確認させて頂きます。気になることがあれば何でもご相談ください。この際、手術翌日の痛みを5段階評価でお聞きします。
次回の受診日までに痛みが気になるなど、急な事がありましたらいつでもご来院ください。すぐに対応させていただきます。

6. 術後

退院当日はシャワー浴程度、その後は普通に入浴可能です。お臍の傷には防水シートを貼っていますので心配はありません。傷の消毒は必要ありません。防水シートは次回受診日に剥がしますが、かゆみ等が辛い場合は、術後4日目にはご自身で剥がしていただいても問題ありません。(傷は48時間で閉鎖するというデータがあります)
食事、トイレは通常通り可能です。
個人差はありますが、手術翌日あるいは翌々日から職場や学校に復帰できます。(術後経過には個人差もあり、社会復帰の時期が遅れることもあります。)
一般的に退院直後は激しい運動は控えて頂きます。激しい運動は手術後2週間くらいから身体の調子に合わせて始めてください。
手術後は、原則として1週間・1か月・6か月後・12か月後に来院して頂きます。(遠方の方や通院が困難な方は、御相談させていただきます)。

宿泊をご希望される方へ

ds_img3
当院では入院治療を行ってはおりません。遠方からご来院される方、若しくは日帰りが不安だと思われる方を対象にGi価格での宿泊が可能な提携ホテルをご用意しております。
岡山の旬な特産物を使用したお食事を堪能していただくことはもちろん、観光・お買い物等のご行楽プランもご用意しております。手術を頑張られた方、手術に付き添っていただけるご家族の方への、感謝の気持ちと思っていただければ幸いです。
ご希望される方は、お気軽に当院スタッフへお尋ねください。