専門医が答える鼠径(そけい)ヘルニアQ&A

妊娠中の鼠径ヘルニアについて教えて下さい。

1人目の妊娠中に左鼠径部にぽっこりした膨らみと違和感があり、鼠径ヘルニアだと診断されました。
しかし、妊娠中だったので手術はできず、出産後に膨らみや違和感がなくなったので手術せずにいました。

2人目を妊娠する前に先生に相談すればよかったのですが、9週目くらいから鼠径部に再び違和感が出てきました。やはり妊娠中はそのまま様子見となるのでしょうか?

現在妊娠中とのことでおめでとうございます。
お身体お大事になさってください。

さて、妊娠中の鼠径ヘルニアへの対応ですが、やはり出産後の手術になると思います。なぜならどんな術式であったとしても、麻酔が必要です。麻酔方法として、全身麻酔、腰椎麻酔、局所麻酔と様々ですが、やはり胎児への影響が全くない方法はありません。
鼠径ヘルニアにも嵌頓(かんとん)という危険な状態がありますが、赤ちゃんの健康を優先すべきかと思います。
※嵌頓:飛び出した腸が戻らなくなり、腸への血流が途絶え、最終的には腸が腐ってしまい、腹膜炎に至る可能性が高い状態です。

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