専門医が答える鼠径(そけい)ヘルニアQ&A

鼠径ヘルニアで、病院を受診された方はいますか。
どのように診察、治療をされましたか。

まず、鼠径ヘルニアは手術でしか治せない病気です。
当院では初診時に視触診(患部を見たり、触って診察します)と超音波検査を行います。これでほぼ確定診断がつけれます。
鼠径ヘルニアと確定すれば、病状と治療方針(手術の具体的なお話)を説明いたします。
ご納得いただき、手術の方針となれば、術前検査として心電図、血液検査、胸部レントゲン検査、呼吸機能検査を行います。
鼠径ヘルニアは良性疾患ですが、放置し嵌頓(かんとん)という状態になれば危険な病気です。
※嵌頓:飛び出した腸が戻らなくなり、腸への血流が途絶え、最終的には腸が腐ってしまい、腹膜炎に至る可能性が高い状態です。

当院では患者さんのご都合と相談し、最短で手術を受けて頂けるように調整します。