専門医が答える鼠径(そけい)ヘルニアQ&A

鼠径ヘルニアの診察は、何科にかかればよいですか?
右鼠径部の膨らみが気になり、たまに違和感を感じます。
寝転んだり、ゆっくり押したら凹むのですが、横になったり立つと膨らみがわかります。
その膨らみは丸くなく、細長いです。
以前、鼠径ヘルニアではなくリンパ節が少し腫れてると言われたのですが、悪化しているのでしょうか?

鼠径ヘルニアは鼠径部(太ももの付け根)から内臓(多くは小腸)が飛び出す病気です。最初は親指程度の膨らみでも、放置すれば段々大きくなります。男性では陰嚢の中に落ち込んでいくこともあり、こうなると陰嚢が大きくなり、左右差が出てきます。

鼠径ヘルニアは良性疾患ですが、嵌頓(かんとん)と言って飛び出した腸が戻らなくなると、腸への血流が途絶え、飛び出した腸が壊死(腐る)し、大変な状態になることもあります。

リンパ節の可能性も否定はできませんが、寝転んだり押し込むと引っ込むのであれば、鼠径ヘルニアの可能性の方が高いと思います。

手術でしか根治できない病気ですが、嵌頓に至る前であれば日帰り手術も可能な病気です。
是非早めにお近くの外科を受診してください。

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