診療科目

一般外科、消化器外科、肛門外科

日帰り手術が可能な疾患(保険診療)

そけいヘルニア(脱腸) 、成人臍ヘルニア(出べそ)、下肢静脈瘤、痔核、体表のできもの(脂肪腫、粉瘤など)、巻き爪(3TO巻き爪矯正技術)

診療時間

診療時間
9:00 - 12:00 手術 手術 手術 手術 / 手術 手術 /
14:00 - 18:00 / /

※午前中は手術のことが多いため、初診の方は、まずはお電話にてご相談ください。
※木曜日を除く祝日は診療しています。
※予約優先で診療を行います。(お電話・予約フォームで予約可能です)

そけいヘルニアと日帰り手術の流れ

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◀︎そけいヘルニアや、当院の手術の流れについてまとめたPDFです。個人の使用に限り印刷OKです。全26ページ、8.8MBほどのありますので、時間がかかる場合があります。ダウンロードの際はご注意ください。

診察カレンダー(予約フォーム)

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手術スケジュール


鼠径ヘルニア (脱腸)

そけいヘルニアは別名「脱腸」とも呼ばれています。そけい(鼠径)=「下腹部~足のつけね」、ヘルニア=「飛び出した状態」のことで、本来ならお腹の中にある腸が腹壁の薄いところから飛び出してしまった状態です。
初期症状は、足の付け根に柔らかいふくらみが出てくる、なんとなく下腹部に違和感や不快感があるなどの軽いもので、手で押し込んだり横になるとふくらみは消えます。そのため、そけいヘルニアだと気づかない場合もあります。

当院では、クリニックでは日本初となる単孔式腹腔鏡下ヘルニア根治術(SILS-TEP法)の日帰り手術を実現しました。

そけいヘルニアについて詳しくはこちら

下肢静脈瘤

どんな病気?

人間は心臓から新鮮な血液(酸素や栄養分の多い)を動脈を通じて体の隅々まで運びます。その後、老廃物を含み酸素が減った血液は静脈を通って心臓に戻ってきます。しかし、下肢の先端からの血液は地球の重力に逆らって戻って来なければなりません。ここで大事な役目を果たすのが静脈弁です。この弁は静脈の中に無数に存在し、血液が心臓に向って流れるように一方通行の弁であり、血液の逆流を防ぎます。
しかし、何らかの原因でこの弁がおかしくなると、血液は重力に負け逆流します。ここで心臓に向う血液と、逆流した血液が静脈内で停滞してしまい静脈がボコボコとコブになってしまう状態となります。これが下肢静脈瘤という病気です。
日本人10人に1人に見られるという報告もあるほど多いものです。女性に多いと考えられがちですが、立ち仕事の多い男性にも多い病気です。
ただし、良性の病気ですので、症状がなければすぐに治療が必要ではありません。しかしながら、自然に治ることはありません。
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どんな症状?

静脈瘤自体の外見は多彩で、網目状やクモの巣状に浮き出たり、コブのようにふくらんで蛇行してきます。
静脈血は老廃物が多く酸素の少ない血液ですから、そのまま放っておくと足のだるさや痛み、むくみ、かゆみを引き起こします。また重症化すると、湿疹や色素沈着などの皮膚炎をおこし、最終的には出血を来したり、潰瘍(皮膚が壊死する)にまで発展することもあります。
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放置していると
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治療法は?

治療方法は大きく分けて2つあります。まず一つ目、保存的治療としては、弾性ストッキングを履く方法です。根治的治療ではありませんが、着用中は下肢静脈瘤の諸症状は軽快します。二つ目は手術療法です。当院では、逆流している血管そのものを引き抜くストリッピング手術を日帰り手術で提供しています。この術式は古くから行われていますが麻酔法を改良し、静脈麻酔による軽い全身麻酔と膨潤麻酔(局所麻酔の一つ)を併用し、眠っている間に手術は終了します。だるさやむくみ等の症状は劇的に改善します。
もう一つの手術療法であるレーザー治療は当院では行っておりません。

痔核

どんな病気?

肛門部の疾患を大きく分けると、『痔(痔核)』、『切れ痔』、『痔瘻』の3種類があります。最も頻度が高いのが『痔(痔核)』で約半数を占めます。
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どんな症状?

痔核には2種類あります。一つは内痔核です。これは、歯状線(直腸と肛門の境目にあるギザギザの歯並びのような線)よりも上(口側)にできます。もう一つは歯状線より下(肛門側)にできる外痔核です。
内痔核は、痛みを伴わず排便時に出血したり肛門から脱出して気づかれることが多いようです。外痔核は肛門上皮にできるため痛みを伴います。
内痔核の進行度は腫れ、脱出の程度により4段階に分類されます。(Goligher分類)
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【I度】 排便時に肛門管内に膨らんでくくる程度の痔核。脱出、痛みはなく排便時に出血することが多い。
主な治療法 保存療法
2
【II度】排便時に肛門外に脱出するが、排便後には自然に肛門内に戻る。出血があり、痛みも出てくる。
主な治療法: 手術療法
3
【III度】 排便時に脱出し、指などで押し込まないと戻らない痔核。
主な治療法: 手術療法
4
【Ⅳ度】 常時肛門外に脱出したままの痔核で、指で押し込んでも戻らない。硬くなり、痛みも出血もなくなる。粘液がしみだして下着が汚れる。
主な治療法: 手術療法

治療法は?

内痔核の治療には保存的治療(薬物療法)と硬化(注射)療法、手術療法があります。治療法は症状に合わせて選択します。軽度のものは保存的治療が原則で、内服薬と外用薬(軟膏、坐薬)を用います。同時に日常生活の改善で多くの場合は改善します。
しかし、進行し痔核が大きくなり肛門から脱出したり戻りにくくなった場合は、硬化療法や手術療法の適応となります。実際に手術適応となる方は10~20%程度です。
内痔核の手術方法は、痔核を切除し縫い合わせる方法が一般的です。しかし、術後の疼痛が強く、出血の可能性もあるため入院治療が必要です。
当院では、肛門にメスを入れない最新の注射療法『ALTA療法(ジオン注射法)』を日帰り手術として提供しています。この治療法の導入によって従来、手術適応となっていた患者さんにとって手術負担の軽減、日帰り手術による早期の社会復帰が可能となり生活の質(QOL:Quality Of Life)向上が期待できます。

ALTA療法(ジオン注射法)
脱出を伴う内痔核に『ジオン注』という注射薬を注入(4段階注射法)し、痔核に流れ込む血流を減らし、痔を硬くし粘膜に癒着・固定する治療です。
治療は20~30分ほどで終了し、痔核を切り取る手術と違い術後の痛み、出血もわずかです。この治療法は、4段階注射法の講習を受け、資格を有した医師しか行えないことになっています。

巻き爪

どんな病気?

巻き爪とは、足の親指に最も多く発生します。ハイヒールを長時間履いていたり、テニスや卓球、バスケットボールなど、爪先に何度も強い力が加わるようなスポーツをしたり、爪を怪我した後に生じることが多いです。
放置し、痛みを我慢して爪の周囲が化膿してから受診されたり、医療機関ではないフットケア専門店で処置を行って症状を凌いでいる方が多いのが現状です。

どんな症状?

爪の両端が内側に弯曲し、爪床(爪下の皮膚)を挟み、皮膚に食い込むことで強い痛みを引き起こします。
皮膚に爪が食い込んだ部分に細菌感染が起こると『爪周囲炎』といわれる状態になります。さらに症状が進むと膿がたまり、歩けないほど痛くなるのが『爪周囲膿瘍』です。

治療法は?

巻き爪の治療には様々な方法があります。
手術療法:足の指の根元に局所麻酔薬を注射し、爪の弯曲した部分を爪母(爪の根っこ)から抜去してその部分の爪が生えてこないようにします。
※長期的にはメリットが少なく、当院では行っていません。

保存療法:爪の形を元に戻すよう矯正していく方法です。当院では※3TO(VHO)式巻き爪矯正法を採用しています。
この方法は世界特許を取得しており、実技講習を修了したライセンス取得者だけに施術が許可されています。
※3TO(VHO)式巻き爪矯正法とは
手術と異なり、出血や痛みはありません。専用のワイヤーを巻き込んだ爪の縁に引っ掛け爪を引き上げます。2~3か月に1度の外来通院で治療できます。矯正されるまでには平均6か月~1年程度要します。
ワイヤー矯正治療の時間は1か所につき約15~30分程度です。
治療後は通常の靴を履いて歩いて帰宅できます。また、入浴や軽いスポーツなどは問題なく、日常生活には全く支障がありません。
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一般外科

当院は外科のクリニックです。日帰り手術をメインにしていますが、一般外科も当然専門です。外科外来で最も多い疾患は、必ず手術が必要な疾患ではなく、外傷、それも挫創(鈍的外力が作用して生じる開放性損傷、縫合は困難)や裂創(鈍的外力により表皮が過度に伸展されて生じる開放性損傷、縫合は困難)といった皮膚外傷です。
 当院では、創傷治癒の理論をもとに創を乾かさず覆うことで治癒を促進させる『閉鎖療法・浸潤療法』を行っています。
《従来の皮膚外傷治癒の考え方》
● 創は乾かすと治る。
● 創は消毒するもので、消毒しないと化膿する。
● 創はガーゼで覆うものである。
● 創は濡らしてはいけない。
《閉鎖療法・浸潤療法の考え方》
● 創は乾かすと治らない。
● 消毒では化膿を防げない。
● 消毒は創治癒を妨げることもある。
● 皮膚欠損創をガーゼで覆ってはいけない。
● 創はよく洗った方がよい。
『閉鎖療法・浸潤療法』は従来の治療に比べて痛みが少なく、傷あとが残りにくい、傷にやさしい治療方法です。