鼠径部(そけいぶ)とはどこ!?その場所や構造を分かりやすく解説!

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こんにちは。
Gi外科クリニックです。

このブログでは、鼠径ヘルニアという病気をより多くの方に正しく理解してもらうため、各回テーマを設けて解説していきます。

今回は「鼠径部(そけいぶ)」について特集します。
「鼠径部(そけいぶ)」と聞くと鼠径(そけい)という漢字の響きで難しく感じてしまう方も多いのではないでしょうか!?

そのような「鼠径部(そけいぶ)」 を分かりやすく解説していきます。
ぜひ、最後までお読みください。


鼠径部(そけいぶ)の場所や構造

鼠径部(そけいぶ)とは、足の付け根のややくぼんだ線より上にある三角状の部分をいいます(お腹でいえば、下腹部にあたります)。

違う言い方をすれば、お腹の下にある骨の一つに恥骨がありますが、その恥骨の左右の外側にあり、股関節の前方部にあたるのが鼠径部です。

鼠径部の位置①

鼠径部の位置②

鼠径部の中には、鼠径靭帯(そけいじんたい)があります。鼠径靭帯の内側寄りでは、鼠径管(そけいかん)が通ります。また鼠径部は、股間を形成する主要部分の1つです。

このように鼠径部は、解説すればするほど難しくなるのですが、かなりざっくり言うと、ビートたけしさんのギャグ「コマネチ」をするときに両手でなぞる左右部分周辺が鼠径部です・・・(笑)


鼠径部(そけいぶ)の由来は鼠(ねずみ)からきている

鼠径部の漢字には、動物の『鼠(ねずみ)』という文字が含まれています。

これは男性が産まれる直前に、精巣(睾丸)が腹部から陰嚢(男性の睾丸が入ったふくろ)へと移動するのですが、その経路を移動する様子をねずみの移動に連想させることに由来しています。

男性が産まれる前に、精巣が腹部からねずみのように移動して男性の性器が入ったふくろへ収まる、といったイメージです。

少し驚きですが、産まれる前に鼠径部では、そのような生理学的な動きが起こっています。


鼠径部(そけいぶ)で起こる病気

そのような鼠径部(そけいぶ)で起こりやすい病気としてあげられるのが、「鼠径(そけい)ヘルニア」です。

「鼠径ヘルニア」とは、足の付け根の部分の鼠経部において、本来はお腹のなかにあるべき腹膜を通じて腸がはみ出てしまう状態をいいます。

また鼠径部で起こるその他の病気としては、鼠径部に元々あるリンパ節が炎症によって腫れる病気『リンパ節炎』や、女性において鼠径部に痛みを伴うことで分かることが多い病気『子宮内膜症』などがあげられます。


鼠径部に違和感を覚えたら早期受診しよう

このように鼠径部(そけいぶ)では、鼠径ヘルニアをはじめとする様々な病気が発症します。

鼠径部に違和感や痛みを覚えたら、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。


以上、この記事では 「鼠径部(そけいぶ)」について特集しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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